【 徹底解剖 】K-popアイドルのデビューまでの練習生生活、最新サバイバルオーディション番組を紹介!

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2023年は「 K-pop第5世代の幕開け 」とも言われており、

ZEROBASEONEBOYNEXTDOORBABYMONSTERなど男女問わず数多くのグループが誕生しました。

大手事務所だけでなく、中小規模の事務所からも年間数十組のグループが生まれています。

BIGBANGやBTSに代表される韓国アーティストは、ビジュアルはもとよりダンス、歌、ラップのレベルの高さに驚かされます。

顔よし、スタイルよし、その上歌っても素晴らしいなんて同じ人間として嫉妬してしまいますよね。

しかし、持って生まれた才能だけではこの競争社会では勝ち残れないのです。

才能にプラスして、長く厳しい練習生生活を送ったアイドルが少なくありません。

本記事では、日本でも人気上昇中のグローバルアーティスト・TREASURE(トレジャー)のデビューのきっかけとなった

サバイバルオーディション番組「 YG宝石箱 」から、練習生生活とは一体どんなものなのか解説していきます。

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目次

事務所の練習生になるには?

所属する事務所によって少しの違いはあるものの、大きく2つの道があります。

オーディション

事務所の中にはInstagramやXなどのSNSや、公式HP上でオーディションの告知を行うところがあります。

オーディションは韓国国内だけでなく、日本、カナダ、アメリカなど海外でも開催されています。

例えば、BLACKPINKのリサはタイでオーディションを受け、唯一の合格者として韓国にやってきました。

ロゼはオーストラリアのオーディションで1位通過してYGの練習生となりました。

TREASUREのハルト、アサヒ、ヨシは、YGエンターテイメントの日本支社 – YG JAPANのオーディションを受け合格し、

東京で練習生として過ごしました。

このように最近のアイドルグループは、デビュー後グローバルに活躍するために多国籍のメンバー構成が必須となります。

少しでもいい人材を発掘するためにも、各事務所は全世界に熱い視線を向けています。

オーディションの倍率は?

YG宝石箱の中で、YG社員は「 オーディションにはだいたい4000名~6000名、平均して5000名が参加する 」と語っています。また、ロゼは出演した番組の中で、自身が受けたオーディションの競争率は700倍だったと語っています。この数字を見ただけでも、運 ではどうしようもない、選び抜かれた人ということがよく分かります。

スカウト

街中でのスカウトも重要視されています。

「 かっこいい人がいる 」と聞くとスカウト班がどこまでも駆けつけ学校の前で待ち、芸能活動に興味がないか尋ねます。

弘大(ホンデ)などの繁華街や地下鉄の駅でビジュアルのいい若者に声を掛けます。

歌やダンスの実力は見た目では分からないため、まずは顔、身長など全体の雰囲気を見ているのだそう。

NiziUのミイヒがTWICEのライブを見に行き、ライブ会場でスカウトされたのは有名な話。

またGOT7のジャクソンは、香港の学校でバスケットボールをしているところをスカウトされ

オーディションに参加したという経歴の持ち主。

TREASUREのユン・ジェヒョクは、YG、SMを始めとしてなんと7社からスカウトを受けたことがあるそうです。

誰が見ても納得のビジュアル!ということになりますね。

実はYGエンターテイメントはこれまで、俳優のパク・ボゴムや大物歌手であるピ(RAIN)、

ソロで活動する女性歌手のチョンハなどをオーディションで落としてしまっており、

YGエンターテイメントのヤン・ヒョンソク代表(当時)は

「 もう二度とこんな人材を逃してはいけない 」「 パク・ボゴムが一番惜しい 」と番組内で嘆いています。

このように集められた精鋭たちのことをヤン代表は「 宝石箱にある宝石たちだ 」と表現しました。

しかしこの時点ではようやく練習生の立場です。

ここからデビューまで長く険しい道が待っているのです。

YGエンターテイメント – 練習生たちの生活

YG宝石箱に出演した練習生の中で、6年間という一番長い期間を練習生として過ごしていたのはパン・イェダム。

その間、共に練習生として頑張ってきた仲間がデビューしていくのを横目で見ながら、

デビューする日を夢見て日々練習と向き合います。

YGでは、練習生を3つのチームに分けました。

その内の一つ、パン・イェダムも所属する「 チームA 」

平均練習生期間4年で一番デビューに近いといわれ、ヤン代表、会社からの全面的な支援と期待を受けているチームです。

宿所といわれる寮で共同生活をしながら学校に通い、放課後はダンスやボーカルの授業はもちろんのこと、

日本語、英語、演技指導、討論授業まで受け、身体作りに欠かせないヘルストレーニングに励みます。

休日も基本的には朝10時に出勤、1日12時間に及ぶトレーニングをこなします。

ダイエットのための食事制限や共同生活、また先が全く見えない中で不安になることもあるでしょう。

場合によっては専門家の心理相談も受けることができ、一人ひとり手厚いケアがあります。

毎日の食費、交通費も含めてこれらの授業料は全て会社持ち。

言い換えれば、年間1人につき約1,000万円もの大金をかけて宝石の原石を磨いているのです。

日々の頑張りを試される「 月末評価 」

練習生たちは一日の大半を過酷な練習にあてながら、毎月一度開催される「 月末評価 」に向け準備を進めます。

月末評価とは、代表や社員・スタッフ、ボーカルやダンス指導の先生たちの前で

練習の成果を発表しフィードバックを受ける機会のこと。

会社側としては練習生の状況を細かくチェックし、新グループを企画したりメンバー構成を考える場となるので、

一人ひとりに的確なフィードバックをし、次の月末評価までの課題を提示したりします。

練習生にとっては、しっかりアピールしてデビューへのチャンスを掴む場でもありながら、

うまくいかないときは放出、つまり会社を去ることを告げられることがあるため、

月末評価の場は常にピリピリとした緊張感で満たされます。

YG宝石箱の中でも、一人の練習生が「 可能性があるのかないのかも判断できない 」として解雇を告げられました。

TREASUREとしてデビューしたジフンも一度放出されましたが、半年後に再びチャンスをもらい

YG宝石箱に出演し、見事デビューしたという経歴の持ち主です。

【 視聴者が夢中 】韓国発サバイバルオーディション番組

このように、練習生になることさえ難しい世界ですが、練習生となったからといって必ずデビューできるという保証はありません。

ある者は練習生時代からユニットを組みグループとして練習しながら舞台に立つことを夢見て、

またある者は、練習生としてデビューサバイバルオーディション番組に出場し、

視聴者が見守る中、過酷な競争に自身を晒し闘います。

近年はYG宝石箱のようなオーディション番組が多くの視聴者を惹きつけています。

オーディション番組の歴史は長いですが、特に成功した例として、

I.O.IやWANNAONE、IZ*ONEなどを生み出したPRODUCEシリーズ(通称:プデュ)や、

ENHYPENを輩出したI-LAND、NiziUを生み出したNizi Project(通称:虹プロ)などがあります。

オーディション番組は、誰がデビューするかという結果はもちろんのこと、彼らが成長する過程を見守り応援することで、

一人のスターを育てている感覚に陥ることから、多くの年齢層のファンを獲得することができます。

皆さんも練習生になる過程、なってからの苦労に思いを馳せながらオーディション番組を見てみてください。

応援せざるを得ない「 推し 」が見つかると思います。

【 最新 】サバイバルオーディション番組

サバイバルオーディション番組の勢いは止まりません。

現在、「 PROJECT 7(通称:プジェ) 」や「 スターライトボーイズ(通称:スタボ) 」などが放送中。

どちらもボーイズグループ結成に向けて行われています。

また、この11月には、2024年4月から7月にかけて放送された「 I-LAND2 N/a 」で結成された

7人組ガールズグループのizna(イズナ)がデビュー予定。

そちらも要チェックです。

まとめ

つらく長い下積み時代を経てデビューする宝石の原石たち。

そんな練習生たちのデビューの瞬間に立ち会えるかもしれません。

今後ますます過熱するデビューサバイバルオーディション番組に注目してみてください。

執筆者

文・ライター:そゆみ

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