【 完全網羅 】クリント・イーストウッド監督映画作品まとめ

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目次

ミスティック・リバー(2003)

©Mystic River

原題(英題)

Mystic River

公開日

2004年1月10日

上映時間

138分

キャスト

  • クリント・イーストウッド(監督)
  • ショーン・ペン
  • ティム・ロビンス
  • ケビン・ベーコン
  • ローレンス・フィッシュバーン
  • マーシャ・ゲイ・ハーデン
  • ローラ・リニー
  • エミー・ロッサム

コメント

デニス・ルヘインのベストセラー小説を、イーストウッドが映画化した24作品目。

3人の幼馴染の運命が、一件の殺人事件を巡って交錯するミステリーを緻密に描いた。

陰鬱な影を落とした重厚な物語と巧みな構成が光る本作に、ラストまで釘付けになる。

出演には「 アイ・アム・サム 」(2001)や「 ミルク 」(2008)のショーン・ペン、

「 ショーシャンクの空に 」(1994)のティム・ロビンスら名優が集まった。

彼らのリアルな演技は、作品の高いクオリティにそのまま直結している。

第76回アカデミー賞でショーン・ペンは主演男優賞を、ティム・ロビンスは助演男優賞を受賞。

同じく2人は、第61回ゴールデングローブ賞で主演男優賞と助演男優賞を獲得しており、どの受賞も文句なしだ。

イーストウッドは、ショーン・ペンやティム・ロビンスたちが自ら脚本の読み合わせを行っていたことや、

演技自体のクオリティを賞賛している。

ピアノ・ブルース(2003)

©Piano Blues

原題(英題)

Piano Blues

上映時間

92分

キャスト

  • マーティン・スコセッシ(製作総指揮)
  • クリント・イーストウッド(監督・出演ともに)
  • レイ・チャールズ
  • デイブ・ブルーベック
  • ファッツ・ドミノ
  • ドクター・ジョン

コメント

本作はマーティン・スコセッシ監督の製作総指揮のもと作られた音楽ドキュメンタリー集の一つ。

ブルース誕生100周年を記念しており、ジャズ好きでも知られるイーストウッドの敬愛の念が詰め込まれている。

ジャズが好きな人や音楽が好きな人にとっては、堪らない一本だ。

数々のピアニストが奏でる旋律によって、始終、鼓膜が幸せに響き続ける。

イーストウッドにとって、本作は25作品目となった。

ミリオンダラー・ベイビー(2004)

©Million Dollar Baby

原題(英題)

Million Dollar Baby

公開日

2005年5月28日

上映時間

133分

キャスト

  • クリント・イーストウッド(監督・出演ともに)
  • ヒラリー・スワンク
  • モーガン・フリーマン
  • アンソニー・マッキー
  • ジェイ・バルチェル
  • マイク・コルター
  • ブライアン・F・オバーン
  • マーゴ・マーティンデイル
  • ネッド・アイゼンバーグ
  • ブルース・マックビッティ

コメント

生来貧乏人の女性と、ボクシングジムを営むトレーナーが織りなす暖かくも切ない人間ドラマを描いた本作。

老トレーナーのフランキーをイーストウッドが演じ、

貧乏な女性・マギーを「 ボーイズ・ドント・クライ 」(1999)でアカデミー賞主演女優賞を獲得したヒラリー・スワンクが演じた。

作中の強い陰影や細かい小物の使い方など、数々の演出が巧みになされている本作。

イーストウッドとヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマンの神技的な演技が、より一層物語のコントラストを強くし、

作品の感情をありありと伝えてくる。

いつの間にか映画の世界に引きずり込まれ、感情の荒波に支配されていくと、ついには押しつぶされそうになって物語の幕が降りる。

のちに「 グラン・トリノ 」でも語られる「 遠くの親類より近くの他人 」が、本作でも描かれているのではないだろうか。

なお、本作でイーストウッドは第77回アカデミー賞監督賞を受賞。

ヒラリー・スワンクは2度目となる主演女優賞を獲得し、共演したモーガン・フリーマンも助演男優賞に輝いた。

父親たちの星条旗(2006)

©Flags of Our Fathers

原題(英題)

Flags of Our Fathers

公開日

2006年10月28日

上映時間

132分

キャスト

  • クリント・イーストウッド(監督)
  • ライアン・フィリップ
  • ジェシー・ブラッドフォード
  • アダム・ビーチ
  • バリー・ペッパー
  • ジョン・ベンジャミン・ヒッキー
  • ジョン・スラッテリー
  • ポール・ウォーカー
  • ジェイミー・ベル
  • ニール・マクドノー
  • メラニー・リンスキー
  • トム・マッカーシー

コメント

本作は、太平洋戦争中に日本軍よりも米軍の死者が上回った唯一の戦闘である、硫黄島の戦いを題材に作られた作品だ。

続編の「 硫黄島からの手紙 」とあわせて2部構成となっており、本作ではアメリカの視点から硫黄島の戦いを描き出した。

タイトルにもある通り、史上最も有名とされる“ 硫黄島に星条旗を立てる写真 ”から当時の生々しい記憶を辿ってゆく。

英雄という名の光に照らされてできた影を黒黒と映し出し、真の英雄の所在と平和の意味を問うた。

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