真夜中のサバナ(1997)

原題(英題)
Midnight in the Garden of Good and Evil
公開日
1998年7月4日
上映時間
155分
キャスト
- クリント・イーストウッド(監督)
- ケビン・スペイシー
- ジョン・キューザック
- アリソン・イーストウッド
- ザ・レディ・シャブリ
- ジャック・トンプソン
- ジュード・ロウ
コメント
全米で70週連続ベストセラー・ランキング入りを果たしたジョン・ベレントの小説を、イーストウッドが映画化。
物語は、富豪のウィリアムズがクリスマスパーティを開くことから始まる。
しかし、パーティの夜に人が殺され、容疑者として疑われたウィリアムズが逮捕されてしまう。
アメリカのサバナで実際に起こったこの事件を、演者たちの精巧な演技を引き出しながら描いた。
富豪のウィリアムズ役は「 アメリカン・ビューティー 」(1999)のケビン・スペイシー。
イーストウッドの実の娘であるアリソン・イーストウッドも出演している。
トゥルークライム(1999)

原題(英題)
True Crime
公開日
1999年12月25日
上映時間
127分
キャスト
- クリント・イーストウッド(監督・出演ともに)
- ジェームズ・ウッズ
- デニス・リアリー
- イザイア・ワシントン
- ダイアン・ベノーラ
- リサ・ゲイ・ハミルトン
コメント
アンドリュー・クラバンのサスペンス小説「 真夜中の死線 」を、イーストウッドが製作・監督・主演を務め映画化。
カリフォルニアのベテラン記者エベレットは、同僚の死後、死刑囚ビーチャムの取材を引き継ぎ担当することに。
ビーチャムの無実を信じて真相解明に奔走するが、死刑執行までの時間は刻々と迫っていた。
手に汗握る展開が張り詰めた糸のような緊張感を生み、心理状態の機敏な変化を肌で感じられる。
派手なアクションはなく、人間の心情をつぶさに描いた点が見どころだ。
ちなみに、イーストウッドが演じる主人公の娘役には、実の娘のフランセスカ・フィッシャー=イーストウッドが出演している。
スペース カウボーイ(2000)

原題(英題)
Space Cowboys
公開日
2000年11月3日
上映時間
130分
キャスト
- クリント・イーストウッド(監督・出演ともに)
- トミー・リー・ジョーンズ
- ドナルド・サザーランド
- ジェームズ・ガーナー
- マーシャ・ゲイ・ハーデン
- ウィリアム・ディベイン
- ローレン・ディーン
- コートニー・B・バンス
- ジェームズ・クロムウェルクリント・イーストウッド
- トミー・リー・ジョーンズ
- ドナルド・サザーランド
- ジェームズ・ガーナー
- マーシャ・ゲイ・ハーデン
- ウィリアム・ディベイン
- ローレン・ディーン
- コートニー・B・バンス
- ジェームズ・クロムウェル
コメント
2000年に公開された本作は、イーストウッドが監督した22作品目の映画。
老齢のイーストウッドをはじめ、トミー・リー・ジョーンズやドナルド・サザーランド、ジェームズ・ガーナーが名を連ね、
ゆるいおじさんたちの冒険が描かれる。
名優が演じるおじさんたちが40年越しに宇宙へと旅立つことになったのは、古い作りをしたロシア衛生の修理をするため。
おじさんたちは悲願の宇宙へと旅立つが、そこにはとんでもない事実が隠されていた。
オフビート感満載の序盤から、緊張感溢れる終盤に引き込まれていく様は、
無重力だった空間から、いきなり重力を感じる地球に降り立ったような感覚に近い。
最も、地球から宇宙に行く本作の物語とは逆行しているのだが。
ブラッド・ワーク(2002)

原題(英題)
Blood Work
公開日
2002年12月7日
上映時間
105分
キャスト
- クリント・イーストウッド(監督・出演ともに)
- ジェフ・ダニエルズ
- アンジェリカ・ヒューストン
- ワンダ・デ・ジーザス
コメント
マイクル・コナリーのサスペンス小説「 わが心臓の痛み 」を、イーストウッドが監督と主演を務め映画化。
心臓病を患っている元FBIの心理分析官の主人公が、引退後にとある女性から殺された姉の捜索を頼まれるという筋書き。
スリリングな展開とシリアスな雰囲気が物語を引き立てる。
ちなみに撮影当時、イーストウッドの年齢は71歳であったが、主人公は原作で40代と、かなりの差があった。