【 Netflix 】「 BLACKPINK ~ライトアップ・ザ・スカイ~ 」
映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム(@もも)さんからの投稿レビューです。
趣味は何ですか?
と聞かれれば、アイドルと答えるほど日韓アイドル好きの私は、今作の配信日を心待ちにしていました。
好きだからこそ楽しめた部分もあれば、好きだからこそ寂しく思う部分も。
印象に残った言葉は「 よく分からない。K-POPとは? 」
という、これまでBLACKPINKの曲をプロデュースしてきたテディ・パークさんが最初に話したことです。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
BLACKPINK ~ライトアップ・ザ・スカイ~
公開日
2020年10月14日
上映時間
79分
キャスト
- キャロライン・スー(監督)
- BLACKPINK
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
感想レビュー
好きだった点
彼女たちはアイドルだ、スターだと思わせてくれたかと思えば、彼女たちもどこにでもいる1人の人間であり、現在もそんな1人であると交互に思わせてくれます。
「 どんな人でも明日は何者にでもなれるんだ 」と。
アイドルはもちろんですが、何かを目指してる人たちは勇気づけられるのではないでしょうか?
もし、自分に子どもがいて、何かを目指していたら絶対にこの作品を見せたいです。
嫌いだった点
嫌いではなく切なかった点ですが、彼女たちが20年後の話をしていた場面。
「 結婚して子どもがいるかも 」
「 新婚かもしれない 」
など、誰でもするような会話をしている中で「 復帰しようよ 」という言葉が出たシーン。
BLACKPINKとしてステージ上に立つ彼女たち4人を見られなくなる日が、いつか来てしまうのだと改めて思わされ、涙が止まりませんでした。
それと同時に、結婚しても母になっても何歳になっても、BLACKPINKであり続けようとする彼女たちに感謝する共に、一生応援していくと誓いました。
見どころ
ステージ外の彼女たちを知ることができる点。
ファンはもちろんですが、ファンでなくても4人の人間がいかにして世界的アイドルスターとなり、今の地位まで上ってきたのかは見ていて単純に面白いと思います。
レコーディング、曲作り、衣装選び、練習生の期間、ツアーの舞台裏、プライベート。
特に、ロゼちゃんの曲作りのシーンは、まだ歌詞ができてなくて鼻歌の段階なのに、心震わすものがありました。
考察・疑問点
冒頭でテディ・パークさんが話していました。
「 僕たちが韓国人だからK-POPと呼ばれるのか?韓国のポップだ。韓国語なだけ。よく分からない。K-POPとは? 」
私もよく分かりません。
歌が上手くて、ダンスが揃ってて、曲の中にラップがあったらK-POP?
それだったら、日本にも歌とダンスが上手くて曲の中にラップが入った曲を歌っているグループはいるけれど、K-POPとは言わない。
10年ほど前、日本のテレビ番組に韓国の大手事務所であるSMエンターテインメントのキム・ヨンミンさんが出演されていた際に
「 例えば、弊社からメンバー全員が日本人のグループがデビューしたら、それはK-POPと言えるのか? 」
というようなことを言っていました。
最近、NiziUというグループが誕生しましたが韓国人は1人もいません。
K-POP?
それともJ-POP?
BLACKPINKのメンバーを見ても、韓国出身のジスちゃん、タイ出身のリサちゃん、韓国とニュージーランドの二重国籍でオーストラリア出身のロゼちゃん。
韓国出身だけれど、YG練習生になる前、ニュージランドに5年も留学していたジェニーちゃん。
と、とてもワールドワイドなグループであることが分かります。
実際、今作で飛び交う言葉も半分以上が英語で、韓国語、タイ語でも話されています。
ジェニーちゃんが「 練習生として過ごした日々がK-POP 」と話していたのですが、もしかしてK-POPという概念がいつか無くなるのではないかと思いました。
ですが、答えが見つからないです。
そして、テディ・パークさんの冒頭の言葉に戻りました。
まとめ
大好きなアイドルグループの1つであるBLACKPINK。
このドキュメンタリー作品について語らせてもらいました。
あるインタビューで、IZ*ONEの宮脇咲良ちゃんが韓国に渡ってからは1日10時間ほど練習したと言っていたり、今作でも1日14時間レッスンしていたなども話されており、
そんな過酷な状況があったから今があるのも分かるのですが、美談として語るべきではないと少し複雑な気持ちになりました。
ですが、「 この道を選んでよかった 」というリサちゃんの言葉で、彼女たちを応援していてよかったなと思いました。
やはり、私にとってアイドルは、尊くて教祖様で私が絶対になれない存在でした。