今回は、「 フォールガイ 」(2024)や「 バービー 」(2023)などで主演を務め活躍している、ライアン・ゴズリングの魅了に迫ります。
「 ライアン・ゴズリングが気になっている 」「 おすすめの作品が知りたい 」という方は、ぜひチェックしてください!
ライアン・ゴズリングとは
本名は、ライアン・トーマス・ゴズリング。
カナダ出身の俳優で、現在44歳です(2024年11月現在)。
そんなゴズリングについて、詳しく見ていきましょう。
俳優としてのキャリア
ゴズリングは子役としてテレビ番組に出演していましたが、19歳で本格的な演技の道へ進むことに。
自主制作映画などに出演しますが、なかなか芽が出ませんでした。
そんなゴズリングを世に知らしめることになったのが、のちほど注目作品でも紹介する「 きみに読む物語 」(2004)。
本作はゴズリング史上最大の成功を収めました。
映画好きなら誰もが知っている恋愛映画の傑作ですよね。
その後は「 ブルーバレンタイン 」(2010)、「 幸せの行方… 」(2010)、「 ラブ・アゲイン 」(2011)などに出演し、より注目を浴びていきました。
また、ライアン・ゴズリングは「 ロスト・リバー 」(2014)で監督も務めていますが、こちらは成功とは言えない結果に終わりました。
2016年以降はラッセル・クロウと共演した「 ナイスガイズ! 」(2016)、多数の賞レースを勝ち取った「 ラ・ラ・ランド 」(2016)、
ハリソン・フォード主演の名作「 ブレードランナー 2049 」(2017)などに出演し、確実にキャリアを重ねていきました。
ゴズリングは俳優業のほかに音楽活動やチャリティ活動を行うなど、マルチな一面もあります。
私生活
私生活では女優のエヴァ・メンデスと婚約しており、2人の娘がいます。
妻のメンデスは現在、俳優業から距離を置いていますが、夫であるゴズリングとの共演であれば前向きな姿勢を示しているようです。
「 プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命 」(2012)での共演をきっかけに交際がスタートした2人の再共演が楽しみですね。
また、家庭の空気を重視するため、現在はダークな作品への出演は控えているようです。
個人的には「 ドライヴ 」(2011)や「 オンリー・ゴッド 」(2013)のようなダークな作品も大好きなので、少し残念です。
これからの動向を引き続きチェックしていきたいと思います。
注目作品はこれ!
ゴズリングは、ダークな作品からポップな作品まで、幅広く役をこなす器用な俳優です。
そんな彼の出演作品の中から、特におすすめの4作品を紹介します。
- ドライヴ(2011)
- ブルーバレンタイン(2010)
- プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命(2012)
- きみに読む物語(2004)
「 最近ゴズリングが気になっている! 」という方は、ぜひ作品選びの参考にしてください。
ドライヴ(2011)
原題(英題)
Drive
公開日
2012年3月31日
上映時間
100分
キャスト
- ニコラス・ウィンディング・レフン(監督)
- ライアン・ゴズリング
- キャリー・マリガン
- ブライアン・クランストン
- クリスティーナ・ヘンドリックス
- ロン・パールマン
- オスカー・アイザック
- アルバート・ブルックス
コメント
私がライアン・ゴズリングを知り、そして彼を大好きになるきっかけの作品がこの「 ドライヴ 」です。
一番好きな映画を教えてと聞かれたら、本作を挙げるほどお気に入りの作品です。
昼はスタントマン、夜は犯罪者を現場から逃がすためのドライバーをしている主人公。
ある日偶然、エレベーターで出会う女性と仲良くなったことがきっかけで、大きな事件に巻き込まれていきます。
ドライブの中でも特に好きなシーンが2つあります。
1つ目は、オープニング。
ほとんどセリフがなく、緊張感がひしひしと伝わってきます。
そして無事に仕事を終えたときに流れる軽快な音楽とクレジット。
「 オープニングが最高な映画にハズレなし 」という個人的な考えがあるのですが、その代表例といえる作品です。
2つ目は、エレベーターで殺し屋と一緒になるシーン。
実際に見ていただきたいので詳細には触れませんが、「 緊張、愛、暴力 」が入り混じったあのシーンは、いつでも鮮明に思い出せるほど衝撃的でした。
ドライヴは「 クールなゴズリングが見たい! 」という方におすすめです。
ブルーバレンタイン(2010)
原題(英題)
Blue Valentine
公開日
2011年4月23日
上映時間
112分
キャスト
- デレク・シアンフランス(監督)
- ライアン・ゴズリング
- ミシェル・ウィリアムズ
- ジョン・ドーマン
- マイク・ボーゲル
- フェイス・ウラディカ
コメント
ドライヴとは打って変わって、ダメダメな夫を演じるライアン・ゴズリング。
家族思いだが学がなく、現状を変えようとしない夫。
看護師で将来のことをしっかりと考えたい妻。
2人の間に徐々に生じるズレ。
感動ではなく、つらくて涙が溢れてしまう作品でした。
「 一味変わったゴズリングが見たい! 」という方におすすめです。
プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命(2012)
原題(英題)
The Place Beyond the Pines
公開日
2013年5月25日
上映時間
141分
キャスト
- デレク・シアンフランス(監督)
- ライアン・ゴズリング
- ブラッドリー・クーパー
- エバ・メンデス
- ベン・メンデルソーン
- ローズ・バーン
- マハーシャラ・アリ
- ブルース・グリーンウッド
- ハリス・ユーリン
- レイ・リオッタ
- デイン・デハーン
コメント
ブルーバレンタインのデレク・シアンフランス監督と再タッグを組んだ作品。
恋人とその間に生まれた子どものために、銀行強盗に手を染める男の転落を描く。
3つの視点から描かれる物語と、その苦しくも希望の見えるラストが見どころです。
車とバイク、どんどん転落していく主人公が重なり、ドライヴを彷彿とさせます。
ドライヴを見て気に入った方は、気に入る作品だと思います。
金髪にタトゥーという、限界突破したゴズリングの最高なビジュアルにも注目です。
きみに読む物語(2004)
原題(英題)
The Notebook
公開日
2005年2月5日
上映時間
123分
キャスト
- ニック・カサベテス(監督)
- ライアン・ゴズリング
- レイチェル・マクアダムス
- ジェームズ・ガーナー
- ジーナ・ローランズ
- ジェームズ・マースデン
- ケビン・コノリー
- サム・シェパード
- ジョアン・アレン
コメント
ゴズリングを世に知らしめた作品です。
恋愛映画というと本作を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
少しずつ蘇る記憶、そして涙なしには見られないラスト。
老若男女が楽しめる、ライアン・ゴズリング入門編としてもおすすめな作品です。
高校生くらいの頃に見て、大号泣した思い出があります。
まとめ
魅力的な俳優、ライアン・ゴズリングに興味を持っていただけたでしょうか?
見る作品に迷ったら、ぜひ「 ドライヴ 」を見てください。
ゴズリングのクールさを最大限に楽しめる作品です。
文・ライター:ダイスケ