久しぶりにリーアム・ニーソンの映画を見てみました。
結論、すごく面白い作品でした。
フライト・ゲーム
公開日
2014年9月6日
上映時間
107分
キャスト
- ジャウム・コレット=セラ(監督)
- リーアム・ニーソン
- ジュリアン・ムーア
- スクート・マクネイリー
- ミシェル・ドッカリー
- ネイト・パーカー
- ジェイソン・バトラー・ハーナー
- アンソン・マウント
- コリー・ストール
- ルピタ・ニョンゴ
予告編
公式サイト
なし
感想レビュー
好きだった点
犯人は誰なのか?予想しながら楽しめた点。
普通は犯人1人なのですが、今作の犯人は共犯というオチ。
リーアム・ニーソンやっぱりカッコイイですよね。
嫌いだった点
ツッコミどころ満載だった点。
爆弾が爆発したら普通全員死にますよね(笑)
映画と割り切って楽しめばいいと思いました。
印象に残ったシーン
主人公ビル・マークスは航空保安官でして、白血病で娘を失ったアルコール中毒者でもあります。
飛行機のトイレでタバコを吸うどうしようもないオッサン刑事ですが、乗客を救おうとする彼は輝いてましたね。
劇中でハイジャック犯ということにされて、乗客たちにボコボコ殴られるんですが、それでも自分は犯人じゃないと乗客たちを説得するビル・マークス。
ラストシーンはすごく印象に残った作品でした。
考察・疑問点
犯人はグルだった?
トム・ボーウェン(白人)、ザック・ホワイト(黒人)は共犯です。
トムは飛行機と共に死ぬ覚悟でしたが、ザックはちがいました。
ザックは、金目的です。
彼はお金が振り込まれたら逃げるつもりだったので、クライマックスシーンでトムと口論になり撃たれてしまいます。
結局、爆弾に巻き込まれて無事死亡。
犯人の動機は?
トム・ボーウェン(メガネの犯人)の父は9.11テロの犠牲者でして、彼の犯行動機はアメリカ政府への報復。
劇中で、「 あの日(9.11テロ)3000人が犠牲になった 」と発言したトム・ボーウェン。
国民の安全をまともに守らないアメリカ政府への強い不信感から犯行に及び、離婚歴とアルコール中毒者のビル・マークスを犯人に仕立てあげたのです。
爆弾はどうやって持ち込まれたのか
犯人は、ジャック・ハモンドをコカインの運び屋として利用します。
ジャック・ハモンドは、ビル・マークスの同僚でして、刑事という立場を利用してコカインを機内に持ち込みます。
犯人は、コカインの中に爆弾を隠してハモンドが機内に持ち込んだというわけですね。
ハモンドは、コカインの中に爆弾があることを知りませんでした。
機長はどうやって殺されたのか
トイレの壁に小さな穴を発見したビル・マークス。
ゴミ箱から発見された毒針。
穴の向こうは機長室に繋がっていることから、機長の死因は毒針を刺されたことによる毒殺と断定。
どうやって毒針を刺したかというと、トイレの穴から吹き矢のように毒針を飛ばしたのでしょう。
忍者ハットリくんもビックリです。
実際に犯人がトイレに入った描写は一切ないので、誰が犯人を殺したんだとなりますよね。
ここは大きなツッコミどころとなりますが、映画なのでよしとしましょう。
航空機(ハイジャック)映画
航空機が舞台の映画を記憶にある限りで列挙してみました。
- フライト
- 7500
- フライト・プラン
- ユナイテッド93
- パッセンジャー57
- デルタ・フォース
- コーン・エアー
- ダイ・ハード2
- フライト・クルー
- レフト・ビハインド
- パニック・フライト
- エアフォース・ワン
- エグゼクティブ・デシジョン
まとめ
しれっとルピタ・ニョンゴが出演しててジワりました。(悪い意味ではない)
航空機を舞台に繰り広げられる映画は、鉄板ジャンルですよね。
個人的に大好きな航空機モノの映画は、「 フライト・プラン 」「 フライト 」「 フライト・ゲーム 」「 エアフォース・ワン 」ですね。
飛行機という密室空間は逃げ場がないので、犯人を拘束するか、墜落しか選択肢がないんですよね。
これがハラハラした臨場感を生んでいるのではないでしょうか。