文・ライター:@竹内優実
Netflixで全8話が配信中の「 ONE PIECE 」
当初は人気作品の実写化に不安の声も多かったですが、8月末に公開されると全世界で大ヒットを記録。
お馴染みのキャラクターとオリジナルストーリーとの絶妙な塩梅が、新旧ファンを虜にしています。
今回は、実写版で特に出番が多かったコビーを務めた、モーガン・デイヴィスについて紹介します。
コビー役は「 モーガン・デイヴィス 」
第一話から登場し、海軍将校になる夢を持つコビー。女海賊アルビダの海賊船で雑用係として働いている最中、偶然漂流したルフィと出会うことになりました。
そんなコビー役を務めたのは、オーストラリア出身の俳優・モーガン・デイヴィスです。
現在21歳で、生まれたときの性別は女性でしたが、2020年には自身がトランスジェンダーであることを公表しています。
出演作は、
- パパの木(2010年)
- ハンター(2011年)
- Terra Nova 〜未来創世記(2011年)
- ガールフレンド・エクスペリエンス(2017年)
- 死霊のはらわた ライジング(2023年)
など、多数あります。
映画賞に何度もノミネート経験もある、実力派のベテラン俳優です。
コビーの吹き替え版は、アニメ版と同じ声優の土井美加が担当。
公式のインスタグラムには、原作漫画のコピーと共に「 私を信頼してくれた皆さんに感謝! 」と今回の出演への感謝と喜びを綴っています。
SNSでは「 本物過ぎる!」「 主人公感がすごい 」との声
SNSでの実写版・コビーの感想を集めました。
原作でも、幼い印象のコビーでしたが、モーガン・デイヴィスの可愛らしさもあり、「 本物にしか見えない 」と絶賛の声が多かったです。
「 コビーが二人目の主人公みたい 」という声も多かったです。
原作では、1巻の最初に少し登場したのみで、実写版では最初から最後まで、物語のキーマンを務めました。
原作やアニメよりも出番が多い実写版
シーズン1では、コビーをはじめ、ルフィの祖父である海軍中佐のガープが物語の随所に登場します。
本来であれば、ガープの登場は原作45巻の431話と中盤でした。
そのため、ガープが1話冒頭から登場したことに驚いた方も多いのではないでしょうか。
制作者側としては、ガープ率いる海軍がルフィを積極的に追うことで、一か所に留まることができず、違和感なく次の冒険へ出発できるようにした意図があったようです。
実写版は原作よりも話数が限られており、テンポ良く物語を進める必要があったため、結果的に海軍に入ったコビーの出番も増えることになりました。
まとめ
実写版「 ONE PIECE 」のコビー役のモーガン・デイヴィスについてまとめました。
女性として生まれましたが、性自認は男性という「 トランス俳優 」であることが注目されがちですが、子役から活躍してきた実力派俳優でもあります。
原作漫画では、ルフィとの再会は45巻のウォーターセブンとかなり先です。ただ、実写版は原作とストーリーが大きく異なるため、シーズン2でも活躍に期待しましょう。