最後の意味

K・C・ハウスマン(ジョン・ブラッドリー)が、オタク感MAXで良い演技でした。
オカルトオタクな陰謀論者として描かれていましたが、最後に人類を救ったのは彼でした。
電磁パルス爆弾でナノテクAI集合体を殲滅したK・Cは死んだけれど、月が彼の意識をスキャンしていたことで、
K・Cの意識が月と同化し、ラストにホログラムとして再登場していたわけですね。
同化したことを知ったK・Cめちゃくちゃ喜んでましたね。
月:「 始めましょう 」
K・C:「 何を…?」
という会話で物語は完結。
この映画で唯一気になるシーンと言えば、ラストのホログラムの言葉でしょう。
文脈から考えると、「 月の超テクノロジーで荒廃した地球を再建しましょう 」と解釈するのが普通です。
が、ここは続編を匂わせているのか?
はたまた、まだ敵は殲滅しきれていないので、残りの敵を殲滅しに行きましょうと読めなくもない。
ナノテクノロジーの集合体(AI)は、回想シーンで1体ではなく無数に存在していたので、残りを殲滅しましょうの流れで続編に期待したいところではあります。

まとめ

↑のようなエイリアンに登場して欲しかったと思いながらも…予想していたよりも割と面白かったです。
今作は下記を足して2で割ったような作品でした。
- プロメテウス
(リドリー・スコット監督) - メッセージ
(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督) - アルマゲドン
(マイケル・ベイ監督) - ターミネーター
(ジェームズ・キャメロン監督) - デイ・アフター・トゥモロー
(ローランド・エメリッヒ監督)
ナノテクノロジーの集合体(AI)は、有機体(人)と電子機器に反応するので、いつかのタイミングで月に飛来した1体が今作のラスボス。
月の動力源は白色矮星というオチでした。
Wikipedia
白色矮星(はくしょくわいせい、英: white dwarf)は、大部分が電子が縮退した物質によって構成されている恒星の残骸であり、恒星が進化の終末期にとりうる形態の一つである。 白色矮星は非常に高密度であり、その質量は太陽と同程度であるにも関わらず、体積は地球と同程度しかない。
ホーリーシット!畑だ、ジギーは正しかった!はワロタ。
おわり