「 雲のむこう、約束の場所 」の映画情報・あらすじ・レビュー(新海誠の本格派アニメーション)

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新海誠シリーズ月間(勝手に決めている)ということで、今月は新海シリーズを集中的に見ていきます。

今回紹介するのは「 雲のむこう、約束の場所 」

これは見応えありました。

めちゃくちゃ内容が深いので、見る価値アリです。

※ 本作の舞台となる青森県外ヶ浜町は、津軽海峡に面した町で、歴史的な名所が点在。

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目次

雲のむこう、約束の場所

©️雲のむこう、約束の場所

あらすじ

戦後、日本は津軽海峡を挟んで南北に分断された。米軍統治下の青森に暮らす2人の少年、ヒロキとタクヤ。彼らは2人とも同級生のサユリに憧れを抱いていた。津軽海峡の向こう側、ユニオン占領下の北海道に建設された謎の塔まで自力で飛ぼうと約束した2人は、小型飛行機を組み立て始める。しかし、サユリの転校をきっかけに飛行機づくりを投げ出した2人は、やがて別々の道を歩んでいく。

公開日

20041120

上映時間

91

キャスト

  • 新海誠 (監督)
  • 吉岡秀隆
  • 萩原聖人
  • 南里侑香
  • 石塚運昇
  • 井上和彦
  • 水野理紗
  • 木内秀信
  • 中川里江

予告編

公式サイト

雲のむこう、約束の場所

感想レビュー

©️雲のむこう、約束の場所

好きだった点

中学生って秘密基地とかめっちゃ好きじゃないですか。

本作は、The 青春って感じ。

本作を見ながら、あ〜中学生の頃こんなことしたかったなあと思ってしまいました。

個人的には、サユリが途中でいなくなる前までとクライマックスがめっちゃ好きでしたね。

クライマックスのサユリとヒロキが一緒にヴェラシーラに乗りユニオン塔を目指すシーン。

めっちゃよかったぞ。

地味に岡部のオッサンもいい味出してるなあ。

新海シリーズって、クライマックス付近がめちゃくちゃいいんですよ。

嫌いだった点

ちょっと長く感じたかな。

ユニオン塔に行くのは船でいけたんじゃね?って思ってしまいました。

あとは、話がいくらなんでも複雑すぎた。

ぼく、話分からなくて3回も見てしまいましたよ(笑)

もう少しシンプルでもよかったんじゃないかな。

この内容をアニメーションで作るっていうのはね、ある意味すごいなあと。

新海さん天才ですよ。

疑問点

©️雲のむこう、約束の場所

ユニオン塔

ユニオン塔は、サユリの祖父により設計されました。

サユリの意識とユニオン塔が連動しているというオチですね。

サユリが眠っている間、ユニオン塔は活動し続け、サユリが目覚めると世界が崩壊します。

ヴェラシーラ

ヒロキとタクヤが作っていた飛行機の名前です。

南北分断

本作は、南北に分断されている日本が舞台でして、津軽海峡と蝦夷地(北海道)とで国境が分かれています。

ユニオンは、蝦夷地(北海道)を支配下に置く共産国家でして、青森はアメリカ軍によって統治されているという設定。

資本主義(連合国軍) vs 共産主義(ユニオン軍)という構図です。

サユリがいなくなった3年後に連合軍 vs ユニオン軍との間で戦争が勃発。

クライマックス

結局サユリは、ヒロキとユニオン塔を目指して飛んでいる最中に目覚めます。

サユリの目覚めと共に、ユニオン塔は崩壊。

サユリは目覚めたものの、最終的には生きているのか、死んでいるのか分かりませんでした。

もし、サユリが生きているのであれば、本作の冒頭シーンで大人になったヒロキと一緒に思い出の場所に戻ってきているはずです。

冒頭でのサユリの姿はありませんでしたので、死んだのかもしれません。

しかも、サユリが目覚めたのに世界は崩壊していませんでした。

謎すぎます(笑)

まとめ

©️雲のむこう、約束の場所

お隣の国、朝鮮半島も南北に分断されていますよね。

もし、日本列島が南北に分断されてしまったら?

こういう設定は、漫画でもありますけど、アニメーション映画ではあんまりなかったんじゃないかな。

もしあったらゴメンなさい。

いやあ、本作は深すぎますね。

サユリが死んだかどうかは、見る側がどう考察するかですよね。

小説もあるそうですが、めんどくさいので僕は読んでません。

小説ではサユリとヒロキは別れてしまったとのこと。

サユリは死んだのか?

サユリが世界を救ったのか?

そんなことは分かりません。

とりあえず、サユリかわいすぎ。

【 新海誠 】作品一覧はこの順番でみるべし

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