【 クエンティン・タランティーノ作品 】「 キル・ビルVol.1 」考察レビュー

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今回はタランティーノ作品4作目となるキル・ビルVol.1の紹介です。

公開当時日本でも大きな話題となり、僕が初めて見たタランティーノ映画でもあります。

今でも初めて見た時の時のインパクトが忘れられないぐらい強烈に印象に残っています。

目次

キル・ビルVol.1

©︎Kill Bill Volume1

あらすじ

妊娠を機に殺し屋業から足を洗った主人公は、自身の結婚式にて、かつて所属していた組織のボス・ビルとその部下の殺し屋達から襲撃を受ける。その際にお腹の子供、旦那や友人まで殺され、自身も凄惨なリンチを受け長い昏睡状態となるが、奇跡的に復活。人生をめちゃくちゃにされた主人公は結婚式で襲撃したビルと4人の殺し屋たちに対しての復讐を計画する。

原題

Kill Bill: Volume 1

公開日

2003年10月25日

上映時間

113分

予告編

キャスト

  • クエンティン・タランティーノ(監督)
  • ユマ・サーマン
  • ルーシー・リュー
  • ヴィヴィカ・A・フォックス
  • マイケル・マドセン
  • ダリル・ハンナ
  • デビッド・キャラダイン
  • 千葉真一
  • ジュリー・ドレフュス
  • 栗山千明
  • ゴードン・ラウ
  • 大葉健二

作品評価

  • 映像
  • 脚本
  • キャスト
  • 音楽
  • リピート度
  • グロ度
  • 総合評価

考察レビュー

©︎Kill Bill Volume1

タランティーノ監督の4作品目であり、前作から4年のブランクを経て公開されました。

公開当時はブルース・リーの「 死亡遊戯 」の格好をしたユマ・サーマンのジャケットが話題を呼びました。

本作はオマージュが盛り込まれており(死亡遊戯の黄色いジャージをはじめ、香港映画や、日本映画など)タランティーノの好きなものがふんだんに詰め込まれております。

日本が舞台となっており、千葉真一、栗山千明、國村隼、北村一輝、高橋一生、田中要次など多数の日本人俳優が出演。

個人的には僕が中学生の時初めて見たタランティーノ映画であり、中学生だったのも合わさってかなりの衝撃を受けたことを覚えています。

冒頭でのどかな民家に主人公が訪問し、チャイムを鳴らし家の人が出た瞬間「 ピーポーピーポー(鬼警部アイアンサイドのテーマ)」とBGMが鳴りいきなり物凄い格闘になります。

その後もいきなりアニメになったり、ルーシー・リュー演じるオーレン石井の二か国語放送のようなスピーチに手足が沢山吹き飛ぶ血みどろのアクションシーン。

敵に会ったら「 ピーポーピーポー 」

強烈なインパクトを残すシーンが盛りだくさんで当時一緒に見ていた友達と一緒に見てる最中はかなりエキサイトしていました。

そりゃ中学生の男子はこういうの好きだよ。

特に好きなのが、あの有名な布袋寅泰の「 BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY(新・仁義なき戦いのテーマ)」が流れるシーン。

これから戦いが始まるぞっていうゾクゾク感があってまた最高。

主人公が敵を見定めた後、オーレン石井とその仲間たちが青葉屋の廊下を歩くだけのシーンなのですが、このシーンは何回も巻き戻してみました。

こればっかりは文字で説明できない。

正直この映画にリアリティなんて皆無で、特にメッセージ性も感じられませんがタランティーノがインタビューで「 ただただ面白い・見てて楽しいに振り切った 」と語っているように、

冷静に見るとツッコミどころ満載な映画ではありますが、全てのタランティーノ作品同様、ただただ娯楽として肩の力を抜いて鑑賞する事をお勧めします。

管理人

文・ライター:たかを

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