「 ホーム・アローン 」あらすじ&キャストまとめ、子役のケビンが凄い【 クリスマス映画 】

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文・ライター:@miyako

クリスマスが近づいてくると、キュートでおませなブロンド少年に会いたくなる方も多いのではないでしょうか?

クリスマスの定番とも言える1990年公開のコメディ映画「 ホーム・アローン 」は、全米公開時には興行収入2億ドルを記録し、日本でも大ヒットした作品です。

今回は、思い切り笑ってほっこりできる「 ホーム・アローン 」の考察レビューを紹介します。

目次

ホーム・アローン

©︎Home Alone

あらすじ

あるクリスマスの日、パリ旅行に向かうため15人の大所帯で出発したマカリスター家族。これから楽しい旅行が始まると思いきや、重大な忘れ物をしていることに気づく。それは、屋根裏部屋で寝ているケビンだった。置いていかれたケビンは、たった一人で家を守るため、泥棒と激しい攻防戦を繰り広げることになる。

原題

Home Alone

公開日

1991年6月22日

上映時間

103分

予告編

キャスト

  • クリス・コロンバス(監督)
  • マコーレー・カルキン(主人公:ケビン・マカリスター)
  • ジョー・ペシ(泥棒:ハリー)
  • ダニエル・スターン(泥棒:マーブ)
  • キャサリン・オハラ(ケビンの母親:ケイト)
  • ジョン・ハード(ケビンの父親:ピーター)
  • ジョン・キャンディ(ポルカ楽団のリーダー:ガス・ポリンスキ)
  • ロバーツ・ブロッサム(隣人:マーリー)

公式サイト

なし

作品評価

  • 映像
  • 脚本
  • キャスト
  • 音楽
  • リピート度
  • グロ度
  • 総合評価

ホーム・アローン(考察レビュー)

©︎Home Alone

大人に憧れを持ちながらも、周りから子供扱いされモヤモヤを抱えている8歳の少年「 ケビン 」を当時10歳のマコーレー・カルキンが演じ、天才子役として一躍有名になりました。

その活躍ぶりは「 世界一有名な子役 」としてギネス記録にも認定されたほど。

冒頭では、年下だからと周りから馬鹿にした態度をとられるケビンを不憫に感じる方も多いはず。

しかし、その後一人で買い物や洗濯をこなしたり、さらには泥棒と対峙したりと、不憫に感じたことが恥ずかしくなるほど勇敢な姿を見せてくれます。

「 子供は大人が思っているほど幼くない 」というメッセージをひしひしと感じますよね。

幼い頃にテレビの金曜ロードショーで見たケビンを、自分の気持ちを代弁してくれる存在のように感じたのを今でも覚えています。

そして、お馬鹿な泥棒を演じたのは「 グッドフェローズ 」でアカデミー助演男優賞を受賞したジョー・ペシと、「 ヤング・ゼネレーション 」などのダニエル・スターン。

子供の仕掛ける罠に次々とかかり、その間抜けな姿は作品にコミカルさをもたらします。

ホーム・アローンは、泥棒二人とケビンの攻防戦が主軸になっていますが、他にもいくつかのテーマが組み合わさっています。

1つは家族愛という大きなテーマ。

幼いケビンを蔑ろにしていた兄弟たちも、実は心の中でケビンのことを想っていたり、母親が取り乱すほどケビンを心配していたり。

勇敢な姿を見せつつも、やっぱり母親が恋しいケビンの心情など、リアリティある家族の姿が描かれています。

もう1つは、お隣に住む老人・マーリーへの偏見と真実。

シャベルで雪かきをする姿と鋭い目つきから、「 人を殺した 」と噂されているマーリー。

しかし本当は、息子との関係に悩む心優しい老人なのです。

「 人を見た目で判断してはいけない 」と、噂話に翻弄されがちな人間社会に一石を投じています。

大人から子供まで世代を超えて愛される「 ホーム・アローン 」は、クリスマスに笑いと感動をもたらしてくれる作品です。

ホーム・アローン(トリビア)

©︎Home Alone

ジョー・ペシは、カルキンに意地悪だと思われたかったため、撮影現場でマコーレー・カルキンを意図的に避けていた。

ケイト役のキャサリン・オハラは、2014年にマコーレー・カルキンが今でも自分のことを「ママ」と呼んでいることを明かした。

ケビンが目を通すプレイボーイ誌のページは、若きマコーレー・カルキンにヌードが見られないようにテープで貼り付けられていた。表紙は1989年7月号のもの。

ジョー・ペシとダニエル・スターンは撮影中、この映画の可能性について無関心だったため、意図的に過剰なパフォーマンスを見せたが、2人ともこの映画が大成功するとは信じていなかった。

この映画は「最高の興行収入 – コメディ」としてギネス世界記録に登録され、全世界で4億7,700万ドルの興行収入を記録しました。

クリス・コロンバス監督の子供の頃の最大の恐怖は強盗だった。それが彼がこの映画を作りたかった理由の一つ。

マコーレー・カルキンは児童労働法のため、セットで働くことを1日5時間しか許されていなかった。スタッフは彼のスケジュールに合わせてシーンを計画し、彼を一人でカメラに映すことが多かった。

この映画の直後、ミーガン役のヒラリー・ウルフは俳優を辞め、オリンピック柔道米国チームのメンバーとなった。

クリス・コロンバスの前作は興行成績が振るわず、二度と監督することはないだろうと心配していたが、ジョン・ヒューズが彼にこの映画の脚本を送った。コロンブスは、これまで読んだ中で最高のものの一つだと語った。

本作は予算の関係でワーナー・ブラザースが製作を中止したため、20世紀フォックスが権利を引き継ぎ、全世界で4億7,700万ドルの興行収入を上げた。

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