【 Netflix 】実写版「 シティーハンター 」考察レビュー、神曲「 Get Wild 」に浸る
人気コミック&アニメの国内で実写として映画にモッコリ!
最大限の原作に遜色ない再現度に感嘆。
新宿を拠点として活躍する始末屋:シティーハンターの基本路線の始まり。
実写版 シティーハンター
あらすじ
射撃スキルは抜群、でも美女にはめっぽう弱い超一流のスイーパー、冴羽獠。亡き相棒の妹に懇願され、しかたなくふたりでその死をめぐる真実を追い始める。
公式サイトより
公開日
2024年4月25日
上映時間
104分
予告編
主題歌 Get Wild Continual
キャスト
- 佐藤祐市(監督)
- 鈴木亮平
- 森田望智
- 安藤政信
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
実写版 シティーハンター(考察・解説レビュー)
そもそもとして、原作者の北条司の作品は、現代までにおける漫画のアニメ化とメディアミックスに大きな貢献を果たしている。
「 シティーハンター 」の前に連載していた「 キャッツ♥アイ 」を皮切りに1980年代にアニメがスタートし主題歌に杏里を起用。
次作の「 シティーハンター 」では主題歌に小比類巻かほる、EDにTM NETWORKの「 GET WILD 」が大ヒットする。
この経緯から現在に至るまで、集英社の少年ジャンプ・小学館の少年サンデーからアニメ化される多くの作品がブレイク前夜状態のミュージシャンたちの登竜門となり、社会的にもアニメ(テレビ漫画)は小児向け路線から一般層への浸透に拍車をかけていった。
だいたい…小児向けで「 もっこりちゃん 」はないよね。(笑)
実写化に伴って近年の集英社コミックは安心安定の再現力を魅せている。
「 るろうに剣心 」「 キングダム 」「 ゴールデンカムイ 」ほか、キャラクターだけでなくアクションもキレが良く、海外展開しても問題なく思える。
日本娯楽映画はゴジラだけに非ず。
対象はカンヌ国際映画祭でないので、娯楽=クール・ジャパンに限定するけどね。
また、こういったシリアスと弾けた脱ぎのギャグを照れも気負いもなく演じ切る鈴木亮平だからこその素晴らしさ。
「 変態仮面 」も改めて観て欲しいと思ってしまう。
さてさて、原作やアニメだと初期段階で違法薬物エンジェルダストは度々取り上げられていたけど、主軸の外に配置されていた。
時と共に、エンジェルダストを使った武器商人ユニオン・テオーペとの戦いにシフトしていった。
本作は始めから主軸に配置している。
可能ならば、今後の続編を期待したい。
続編と共に香が香として、冴子が冴子としてもっと魅力的に輝き弾けて欲しい。
更に海坊主の登場も期待したい。
なんなら三姉妹な登場も。
娯楽作品として素直に楽しめる映画だと評したい。
まとめ
僕から質問です!現代でも新宿駅(各駅)に白墨で書く伝言掲示板は設置されているのでしょうか?
XYZ…掲示板でのメッセージは現代的にして欲しかったけど!
槇村が駆り、冴羽獠が引継ぐミニはやはりBMW参加前のブリティッシュ・クラフトのミニ・クーパーだったのは痺れる嬉しさだったのは言うまでもない。
文・ライター:LEDMAXI