「 ALIVEHOON アライブフーン 」あらすじ&キャストまとめ、爆速でココロ躍る、キモチ上がるドリフト青春ムービー

当ページの画像はIMDbまたは公式サイトより引用
  • URLをコピーしました!

文・ライター:@UK

CGを使わずに徹底してリアルなドリフト車、ドリフトレース、そしてドリフト走行にこだわった意欲作。

昨年「 グランツーリスモ 」の映画が上映されヒットしましたが、本作は一昨年に「 グランツーリスモ 」の映画よりも先に邦画として作られ上映された作品です。

配給元がイオンエンターテインメントというのが意外ですが、そんな本作の見どころを独自の視点からご解説します。

目次

ALIVEHOON アライブフーン

©︎ALIVEHOON

あらすじ

内向的で人付き合いが苦手な大羽紘一は、勤め先の工場でも孤立した存在。しかし、彼はeスポーツゲームのグランツーリスモの全日本選手権覇者であった。そんな彼に突如ゲームではないリアルのレーシングチームからスカウトが来たことをキッカケに、紘一は度重なる苦難や試練を乗り越えながらも、リアルの世界でもドリフト日本一を目指して駆け抜けていく。

公開日

2022年6月10日

上映時間

120分

予告編

主なキャスト

  • 下山天(監督)
  • 野村周平
  • 吉川愛
  • 青柳翔
  • 福山翔大
  • 本田博太郎
  • モロ師岡
  • 土屋アンナ
  • きづき
  • 土屋圭市

公式サイト

ALIVEHOON アライブフーン

作品評価

  • 映像
  • 脚本
  • キャスト
  • 音楽
  • リピート度
  • グロ度
  • 総合評価

考察レビュー

©︎ALIVEHOON

本作の見どころは何といっても、作品づくりへの強いこだわり、劇中の音楽にあります。

CGに頼らずリアルさを徹底し、実在のドリフトキングも登場して映像の編集や構成も細かく指導。

ドリフトレース中もLIVE感を感じさせてくれる巧みな喋りと煽りで映画を盛り上げています。

ドリフト車もカッコよくて、中には実際にクラッシュしてしまった部分もありますが、それも映像として取り込むことで迫力が増しています。

非リアルの面で、eスポーツのシーンなどは、実際にグランツーリスモの世界大会で優勝した方も指導されていて、主人公も大型のゲーミングモニター、ゲーミングチェアを使って練習などをしているこだわりにも惹かれました。

なにより、音楽の点でいうと、今勢いのある4人組ロックバンドNOISEMAKERの音楽がカッコいいので是非、聴いて欲しいです。

挿入歌である「 APEX 」は浮遊感のあるグルーヴサウンドで思わず体を揺らしたくなり、主題歌である「 Hunter or Prey 」は公式MVでも映画のシーンが使われています。

どうしてここまで作品とマッチするんだという位フィットしていて、間違いなくテンションMAXであがる音楽となっているので、お家で鑑賞時はヘッドホンをつけて大音量で聞くことをおススメします。(※音漏れは注意で)

映画に登場するドリフト車のタイヤの軋みだったりエンジン音、ドリフトレース開始前、走行中の唸る爆音も見ていて体がゾクゾクとそそられます。

まとめ

ドリフトの映画自体言われてみるとありそうであまりパッとせず、「 頭文字D THE MOVIE 」「 ワイルド・スピード シリーズ 」が真っ先に頭に浮かびます。

こうしてみるとそもそも「 頭文字D 」は香港の映画で、「 ワイルド・スピード 」もアメリカの映画です。

ですので、ようやくドリフト発祥の地である日本からドリフト映画が誕生し、そこに青春要素が加わったことで、車やドリフトに興味がない人でも楽しめるエンターテインメントになっています。

なお本作を鑑賞後に公用車をお持ちの方は、間違っても公道でドリフトをしない様にご注意ください。

それくらい鑑賞後に高まる抑揚感を抑えるのが必至な程オススメなので是非、ご鑑賞してみてください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事をシェア
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次