数年ぶりに「 トップガン 」を見たのですが、やはり面白い。
新作「 トップガン マーヴェリック 」の公開も超楽しみですね。
「 トップガン 」の大ヒットにより、当時パイロット志願兵が殺到したそうです。
現在のアメリカはバイロット不足でもあり、新作のマーヴェリックは米国海軍の全面協力で製作。
公開当時に入隊したパイロットたちは、現在の海軍で中堅クラス以上の階級を占めていると言われています。
トップガン
あらすじ
カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地。そこにF-14トムキャットを操る世界最高のパイロットたちを養成する訓練学校、通称トップガンがある。若きパイロットのマーヴェリックもパートナーのグースとともにこのトップガン入りを果たし、自信と野望を膨らませる。日々繰り返される厳しい訓練も、マーヴェリックはグースとの絶妙なコンビネーションで次々と課題をクリアしていく。しかしライバルのアイスマンは、彼の型破りな操縦を無謀と指摘する。その一方で、マーヴェリックは新任の女性教官チャーリーに心奪われていく。
公開日
1986年12月6日
上映時間
110分
キャスト
- トニー・スコット(監督)
- トム・クルーズ(マーヴェリック役)
- ケリー・マクギリス(チャーリー役)
- ヴァル・キルマー(アイスマン役)
- アンソニー・エドワーズ(グース役)
- トム・スケリット(ヴァイパー役)
- メグ・ライアン(キャロル役)
予告編
考察レビュー
好きだった点
アメリカ文化の遺産として保存に値すると判断された公開から最低でも10年以上経過した「 文化的、歴史的、芸術的 」に重要な映画に「 ショーシャンクの空に 」「 トップガン 」が米国国立フィルム登録簿に登録されている。 pic.twitter.com/BUIhFf56cM
— John@映画 (@chicosia_com) March 29, 2020
34年前の映画とは思えない完成度。
良い映画はいつ見ても素晴らしいですよね。
話がわかりやすくて何も考えずに見られる点がよきですね。
若き日のトム・クルーズは、今作の大ヒットによりスーパースターの仲間入りを果たすようになったと言っても過言ではありません。
当時のトム・マクギリスは、めちゃくちゃ美人でしたが、今やその面影がないほどに激変してしまい僕はガッカリであります。
出演俳優陣で変わっていないのはトム・クルーズくらいじゃないですかね。
アメリカ文化の遺産として保存に値すると判断された公開から最低でも10年以上経過した「 文化的、歴史的、芸術的 」に重要な映画に「 ショーシャンクの空に 」「 トップガン 」と並び、米国国立フィルム登録簿に登録されています。
それだけ評価の高い作品と言えます。
考察・疑問点
ミグはどこの国の戦闘機なのか?
劇中の冒頭にミグ戦闘機とのバトルが繰り広げられます。
とはいえ、ミグ戦闘機がどこの国のモノなのかは言及されていません。
劇中では敢えて国家名に言及していませんが、ミグはソビエト連邦(ロシア)が保有する戦闘機です。
飛行速度は最大でマッハ3を超えるとされており、現代でもトップレベルの戦闘機と言えます。
ミグの由来は、ミコヤン及びグレビッチという2人の設計者の頭文字からきており、「 トップガン 」を見るにあたり覚えておいても損はないでしょう。
ロックオンされると分かるのか?
劇中でロックオンされたクーガーが恐怖のあまり、空母に着陸できなくなってしまうシーンがあります。
どうやら敵機にロックオンされると分かるような設計になっているようですね。
ロックオンされるとミサイルが飛んでくる=墜落=死ぬ
よって、恐怖を感じるのはある意味当たり前なのかもしれません。
トップガンはなぜヒットしたのか?
一番の要因は、トム・クルーズでしょう(完全な独断と偏見)
当時、今ほど空中アクションは女性層に人気がなかったところにイケメン超新星トム・クルーズが登場。
彼の出演により超ヒットしたのではないでしょうか。
他にも要因があると思いますが、知りません。
グースはなぜ死んだ?
グースは、脱出の際に天井に頭を打ちつけたことによる脳挫傷で死亡しました。
主題歌は誰の曲?
主題歌は、ケニー・ロギンス(Kenny Loggins)が歌う「 Danger Zone 」という曲ですね。
めちゃくちゃイケイケじゃないですかこの曲。
トップガン マーヴェリック
あらすじ
アメリカ海軍のエリート飛行士訓練校に、かつて天才パイロットと呼ばれたマーヴェリックが教官として帰ってくる。生徒の中には、彼がかつてタッグを組み、訓練中に命を落としたパイロットの息子もいた。父の背中を追いかけてきた彼は、マーヴェリックに対し恨みを抱いていた。
公開日
2022年5月27日
上映時間
131分
キャスト
- ジョセフ・コジンスキー(監督)
- トム・クルーズ(マーヴェリック役)
- マイルズ・テラー(ルースター役)
- ジェニファー・コネリー(ペニー・ベンジャミン役)
- ジョン・ハム(サイクロン役)
- グレン・パウエル(ハングマン役)
- ルイス・プルマン(ボブ役)
- チャールズ・パーネル(ウォーロック役)
- バシール・サラディン(ホンドー役)
- ヴァル・キルマー(アイスマン役)
予告編
前作を見てなくても楽しめる?
前作を見た方が楽しめます。
なぜなら、教官としてピート(マーヴェリック)が戻ってくるからです。
前作でのミグ戦闘機バトルは、海軍の生ける伝説となりました。
教官として次世代パイロットを指導する立場で登場するピートが、なぜ伝説となったのかは前作を見ないと理解できないと思います。
よって、前作は新作の公開前に見ておいた方がいいかと。
親友の息子と対面
前作で死んだ親友のグース。
彼の息子として登場するのが、ブラッドリー・ルースターです。
ブラッドリーとマーヴェリックが言い合うシーンも予告編で登場するので、おそらく父の死で揉めているのでしょう。
まとめ
最新の撮影テクノロジーにより、34年ぶりにスクリーンに蘇るトップガン マーヴェリック。
使われたIMAXカメラは6台(1台、数億円すると思われます)でして、撮影シーンは全て本物。
個人的には少し「 遅えよ! 」と思いましたが、トム・クルーズ自身「 役者のケジメとして続編を撮るべきだ 」という旨を話していました。
俳優陣は、実際に戦闘機に乗って撮影したというから驚きです。
ある意味いっちゃってますよね。
ジェニファー・コネリー選んだところは良き。
最後に撮影の舞台裏をご覧あれ。