【 Amazonオリジナル 】「 トゥモロー・ウォー 」考察レビュー
映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム@あるなんさんからの投稿レビューです。
元々はパラマウント映画として上映を予定していましたが、コロナの大流行により断念。
その後、Amazonオリジナルとして大々的に宣伝されてデジタル配信に至りました。
結構な予算が使われたであろう街中・陸上・海上・雪原の迫力ある戦闘シーンは、大画面で堪能することをオススメします。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
トゥモロー・ウォー
公開日
2021年7月2日
原題
The Tomorrow War
上映時間
138分
キャスト
- クリス・マッケイ(監督)
- クリス・プラット
- イボンヌ・ストラホフスキー
- J・K・シモンズ
- ベティ・ギルピン
予告編
公式サイト
作品評価
[rate title=”5つ星”]
[value 5]映像[/value]
[value 2]脚本[/value]
[value 4]キャスト[/value]
[value 3]音楽(BGM)[/value]
[value 2]リピート度[/value]
[value 5]グロ度[/value]
[value 3.5 end]総合評価[/value]
[/rate]
感想レビュー
未来から来た人類のSOSにより、現在から未来へ兵士を派遣する物語です。
タイムパラドックスの類は設定で消し込みしてあり、エイリアンの発生については、前半は情報がなくモヤモヤしますが、
後半の謎解き要素となっているので、全体のストーリーは絶妙な感じです。
市街、陸上、海上、雪原での戦闘シーンは圧巻です。
もう、エイリアンがグロくてグロくて、それを撃ちまくる人間側の絶望感といいますか、いやいや見事な映像でした。
「 エイリアン 」、「スターシップ・トゥルーパーズ」が好きな方は、楽しめるかと思います。
正直にいうと、イマイチ物語の中に入り込めない部分が多々ありました。
ちょっとした設定の伏線が弱く、主人公が将来離婚し事故って亡くなる設定や未来への転送も作戦行動も、ちょっとお粗末。
もう少し丁寧に描けたのではと。
主人公の娘が未来で大佐になって部隊を率いて父と共闘する等は、設定としては面白いのですが、尺として有効活用できているとは言い難いと思いました。
エイリアン向けの毒開発で、数万通りのサンプル検査を1人で行う、最終決戦の地に軍を派遣しないなど。
物語がペラペラな部分が多々あるんですよね。
現在&未来で、娘に父が何をしてやれるか?という作品テーマ。
この部分のみを掘り下げても良かったのではないでしょうか。
これらの部分を差し引いても、戦闘シーンは純粋に楽しめるので、ブロックバスター作品として、頭を空っぽにして楽しむとよいでしょう。
まとめ
アマゾンプライム会員は、見て損のない超大作映画ではないでしょうか。
各ブロックでの戦闘シーンは圧巻であり、エイリアンもグロくて動きも機敏で数も多く見応え有り。
クリス・プラットのユーモアは控えめですが、彼が再び世界を救うシーンをご御覧ください。