映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム(@yamamon69)さんからの投稿レビューです。
サクッといきましょう。
▶︎ おすすめ洋画(まとめ)
原作は全米の子どもたちにトラウマをあたえ、図書館に置くことを禁じられたベストセラー。
タイトル通りまさに“怖い本”の映画化。
原案・プロデュースは皆さんご存知のギレルモ・デル・トロ。
本に物語を書かれたものは死ぬ。
数々の恐ろしい物語がつづられている本を手にした主人公たち。
その夜からひとり、またひとりと本に物語が書かれていく。
物語の内容は、それぞれの“いちばん怖いもの”に襲われること。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
スケアリーストーリーズ 怖い本

公開日
2020年2月28日
上映時間
108分
キャスト
- アンドレ・ウーヴレダル(監督)
- ゾーイ・コレッティ
- マイケル・ガーザ
- ガブリエル・ラッシュ
- オースティン・ザユル
予告編
公式サイト
感想レビュー

好きな点
物語が書かれる=消される
単純ですがストーリーもしっかりしていて、展開も面白いです。
血のようなものでひとりでに物語がスラスラ書かれていきます。
「 次は話はおれ?うわぁ~ 」と次々に死ぬことが予告されていく主人公たち。
生き延びるため対抗策を練ったり、根源となる本の消滅を試みたりと試行錯誤。
主人公と仲間たちが知恵をしぼって1つの恐ろしいものに挑む勇姿は「 IT イット 」を彷彿させます。
雰囲気もけっこう似てるかな。
この手の映画に登場する警察の”全く信じてくれない&全く役に立たない”は世界共通ですね。
大人はもっと子どもたちの声に耳を傾けるべき。
そして主演の眼鏡っ子、新人ゾーイ・コレッティ(18)
うまく伝わらないかもですが、エレン・ペイジをもっと幼くした感じ。
ブレイクしてほしい女優さんでした!
嫌いだった点
序盤は登場人物たちにフォーカスした日常だったので少々退屈かと。
時代背景は1968年と少し前なので、雰囲気や町並みの素晴らしいさに注目して退屈を紛らわすのもいいでしょう。
見どころ
ギレルモ・デル・トロが特にこだわったといわれるモンスター。
原作の恐ろしい挿絵を忠実に再現しているそうです!
登場するダークで禍々しい“怖いもの”すべて見事、圧倒されます。
スケアクロウ、赤い部屋の女、どれもこれも夢に出てきそう。
ちなみにギレルモはこれら挿絵のスケッチ画を所有するほど!
彼の過去作もこれらの影響を受けていることは間違いないなさそうです。
さらに「 シェイプ・オブ・ウォーター 」で水生生命体を担当した造形チームも参加。
なにもかも揃ってますね。
“怖いもの”よるビックリ演出が豊富なので、ビックリ系が苦手な方は注意です。
まとめ

子どもたちが恐れる”怖いもの”。
目の前に実態化されると恐怖しかないですよね。
好き嫌いはあると思いますが、洋画ホラーのなんでもアリ感が好きです。
今作はR指定や変なグロさもないです。
ホラーあまり観ない方、苦手な方も是非鑑賞(挑戦)してみては。
あなたがこの本に物語を書かれるとき、遭遇する“いちばん怖いもの”は何でしょう?
アンドレ・ウーヴレダル監督作品では「 ジェーン・ドウの解剖 」もおすすめ。
↓ ↓ ↓ ↓
(以下、管理人コメントです)
ギレルモ・デル・トロと言えば、「 パシフィック・リム 」「 シェイプ・オブ・ウォーター 」で有名。
モンスターにこだわったというのは、彼らしいですね。
モンスターが登場する作品で個人的に好きなのは「 キャビン 」ですね(ギレルモ監督ではないけど)
日本の有名な妖怪や海外のモンスターがこれでもかと登場します。