スカッとしたいときにおすすめの映画10選

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ボヘミアン・ラプソディ(2018)

©Bohemian Rhapsody

原題(英題)

Bohemian Rhapsody

公開日

2018年11月9日

上映時間

135分

キャスト

  • ブライアン・シンガー(監督)
  • ラミ・マレック
  • ルーシー・ボーイントン
  • グウィリム・リー
  • ベン・ハーディ
  • ジョセフ・マッゼロ
  • エイダン・ギレン
  • アレン・リーチ
  • トム・ホランダー
  • マイク・マイヤーズ
  • アーロン・マカスカー
  • マックス・ベネット

考察レビュー

1991年、45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーの自伝的映画です。

世界的ロックバンド・クイーンの結成から1985年に開催された20世紀最大のチャリティーコンサート「 ライヴエイド 」の出演までが描かれています。

アカデミー賞の音響賞をはじめ数多くの賞を受賞し、社会現象を巻き起こすほどの大ヒット作となりました。

主演のラミ・マレックはアカデミー主演男優賞を獲得しています。

クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽総指揮を務めています。

劇中の楽曲に使用されているのは主にフレディ本人の音声です。

タイトルにもある「 ボヘミアン・ラプソディ 」や「 ウィ・ウィル・ロック・ユー 」などの誰しもが一度は耳にしたことのある名曲が誕生する瞬間に立ち会うことができます。

さらに、メンバー間の衝突やスキャンダル報道など、クイーンの華やかな成功だけでなく、彼らの知られざる苦悩が映し出されている点も興味深いです。

自らの複雑な出自に対する劣等感、天才ゆえの孤独や迷いといったフレディのさまざまな葛藤が描かれています。

だからこそ、ラストで覚悟を決めたフレディが「 ライヴエイド 」のステージで自由に熱唱するシーンは大いに感動します。

クイーンのファンでない方も、彼の波瀾万丈な人生と生き様から勇気付けられる一本です。

カイジ 人生逆転ゲーム(2009)

©カイジ 人生逆転ゲーム

公開日

2009年10月10日

上映時間

129分

キャスト

  • 佐藤東弥(監督)
  • 藤原竜也
  • 天海祐希
  • 香川照之
  • 山本太郎
  • 光石研
  • 松山ケンイチ
  • 松尾スズキ
  • 佐藤慶
  • 吉高由里子

考察レビュー

福本伸行による累計発行部数2,100万部を超える人気漫画「 カイジ 」を藤原竜也主演で実写化し、大ヒットした作品です。

自堕落だけど憎めない主人公・カイジが土壇場の閃きでギャンブルに勝利する勧善懲悪の物語です。

人生の目標もなく、ただフリーターとして冴えない日々を送っていたカイジは、友人の連帯保証人になったことで多額の借金を背負います。

カイジは借金を返済するため、悪徳金融会社・帝愛が主催するゲームに参加します。

帝愛は拝金主義を擬人化させたかのような組織で、香川照之演じる利根川の「 金は命よりも重いんだ 」という名台詞からも分かる通り、人間の価値を経済力だけで測るグループです。

究極の争奪戦「 限定ジャンケン 」、落ちたら死ぬ平均台「 ブレイブ・メン・ロード 」、極限の心理戦「 Eカード 」などの作中屈指の人気ギャンブルが登場します。

ゲームに敗れた参加者は、さらに借金を背負わされ、地下で強制労働させられます。

クズキャラとして知られるカイジですが、彼は何か凶悪犯罪を犯したわけでもなく、ただ自堕落なだけの普通の人間です。

信じることだけが取り柄の人間が、拝金主義のエリートを倒す構図になっています。

何かと肩書きや経済力を重視する世知辛い社会に一石を投じる、そんな作品と言えます。

↓関連記事はこちら

実写版「 カイジシリーズ 」の順番はこれ!(あらすじ&キャストまとめ)

セッション(2014)

©Whiplash

原題(英題)

Whiplash

公開日

2015年4月17日

上映時間

107分

キャスト

  • デイミアン・チャゼル(監督)
  • マイルズ・テラー
  • J・K・シモンズ
  • メリッサ・ブノワ
  • ポール・ライザー
  • オースティン・ストウェル
  • ネイト・ラング

考察レビュー

本作はジャズドラマー志望のルーキーと伝説の鬼教師による狂気のレッスンを描いた作品です。

生徒に容赦ない罵声を浴びせるフレッチャーを演じた名優J・Kシモンズは、アカデミー助演男優賞を獲得しました。

マイルズ・テラー演じる主人公・ニーマンのジャズドラムは、代役を使わずに演奏されたものです。

彼が激しい演奏で手から血を流すシーンは本物です。

また、30歳の若さで本作を撮ったデイミアン・チャゼル監督は、自身もドラマーを目指していた時期があり、その体験をもとに脚本を執筆したと言います。

狂気のレッスンが実際にあったのかは不明ですが、監督の感性と俳優陣の熱意により、異様なリアリティを感じさせられます。

特にニーマンがフレッチャーの納得する音律を出せずに怒鳴られるシーンは、まるでホラー映画のような張り詰めた緊張感がありました。

もしニーマンが才能を開花させた場合、それはフレッチャーの不道徳なレッスンの正当性を世間に提示することに繋がります。

つまり、主人公がどう転んでも悪役にとっては蜜の味の構図です。

終盤の時点で、ニーマンはフレッチャーに「 お前は才能がない 」とレッテルを貼られます。

それを払拭できるかどうかという、主人公が自分に打ち勝つ物語に圧倒させられます。

まとめ

今回はスカッとできる映画を10本ご紹介しました。

ストレス社会を生き抜くために、ぜひアドレナリンが上がる作品を堪能してください。

執筆者

文・ライター:キングギドラ

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