「 ライブリポート 」考察レビュー、際立つアーロン・エッカートの存在感
映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム(yamamon69)さんからの投稿レビューです。
誘拐事件の捜査から外された警官のペニー。
しかし、単独で救出に動き出すことを決意。
そんなペニーはネット配信レポーターのエイヴァに出会い、捜査協力を条件に撮影と配信を許可。
瞬く間に拡散される映像、情報の交錯、一般の視聴者を大きく巻き込んでいく。
制限時間64分。命がけのライブリポートの結末はいかに。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
ライブリポート
公開日
2020年6月12日
上映時間
99分
キャスト
- スティーブン・C・ミラー(監督)
- アーロン・エッカート
- コートニー・イートン
- ジェシカ・ルー
- ベン・マッケンジー
予告編
公式サイト
感想レビュー
好きだった点
ストーリーはいたってシンプルなのですが、スピード感満載のアクションサスペンスに仕上がっています。
誘拐された少女は水槽に閉じ込めれられ、満水になるタイムリミットは64分。
この時間的要素もテンポの良さとなっています。
視点が、通常の撮影されるカメラの視点と警官側の視点の2カメラの視点で、主人公たちと行動しているような臨場感を味わう事ができます。
理解のないおっさんなペニーと今時のエイヴァ。
アナログとデジタルの世代がみせる掛け合いもポイント。
アクションにおいてはスカっとした感じでは決してなく、リアル重視の地に足の着いた肉弾戦。泥臭さがややもどかしい。
ふと、このごろ無敵すぎる最強主人公に慣れてしまっているなと痛感。(笑)
嫌いだった点
登場人物・内容ともにツッコミどころが多いため、勢いだけでストーリーをもっていった感があります。
ライブというせっかくの設定も、いまいち活かせていないのも残念。
POVのシーンをもっと多くしても良かったのではと思いました。
見どころ
際立つアーロン・エッカートの存在感。
スティーブン・C・ミラー監督も「 彼は男の中の男 」と絶賛。
今作では正義を貫く警官。
捜査のため横暴な面も目立つちますが、最後まで諦めない主人公を熱演。
50歳すぎてるのに全力疾走してる姿もかっこいいとは、流石です。
話題作の多いアーロン。
「 ダークナイト 」ではハービー・デント(トゥーフェイス)を演じました。
映画界に欠かせない俳優の1人です。
SNS、YouTube等のライブ配信。
どこにでもいる若者が注目と人気をつかみたいのは世の常。
登場するネット配信者エイヴァも現代ならではのキャラクターでして、典型的なミレニアム世代の女子。
エイヴァは今起こっている真実・リアルを届けられるのはこの媒体であると信じ、ペニーとの行動に踏み込みます。
まとめ
新しい要素を取り入れたオリジナリティのある内容。
警察メインの映画はありふれていますが、これまでと違った見方のできる作品となっています。
法執行機関とメディアの連携にも注目したい。
捜査配信、ぜひ「 視聴者 」として鑑賞してみては?