文・ライター:@小松糸
目次
アムステルダム
あらすじ
公開日
2022年10月28日
原題
Amsterdam
上映時間
134分
キャスト
- デビッド・O・ラッセル(監督)
- クリスチャン・ベール
- マーゴット・ロビー
- ジョン・デビッド・ワシントン
- クリス・ロック
- アニヤ・テイラー=ジョイ
- ゾーイ・サルダナ
- マイケル・シャノン
- ロバート・デニーロ他
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー
キャストがとても豪華なので、公開前から多くのファンが期待していた作品。
個人的にも好きなキャストが多く出ていたので、とても楽しみにしていた。
作風や雰囲気がウェス・アンダーソンっぽい作品で、ナレーションの入るタイミング、過去回想シーンと現代の交錯、空想と現実が入り混じる演出が個人的に好きだった。
空想の中で嫌いな人を銃で撃ってみたり、仲間と一緒に新しい世界に飛び出してみたり。
過激なことを誰しも考えるのかな、と少しワクワクした。
実際にできないことだからこそ頭の中で空想する。
色々な映画でもある描写だが、この作品は少し毒気があって面白い。
「 あなたは愛を必要としたの?それとも選択したの?」
「 愛は選ぶものよ 」
数多くあるセリフの中で、これらのセリフが観賞後も頭を離れなかった。
アムステルダムという場所に何を求めて行くのか。
戦争で負傷した兵士たちは皆が大怪我をしていて、見ていて痛いものばかりだ。
看護師として働くヴァレリーが、彼らにとって光のような存在でいてほしいと思った。
3人で替え歌を歌ったり、笑顔で過ごしている様子がよく頭に残った。
パーティで踊っているシーンが特に好きだった。
華やかな世界の裏では頭を狙うスナイパーがいて、その対処なども痛快だった。
アニヤ・テイラー=ジョイとラミ・マレックが好きな私は、2人の陰湿で不気味な感じに終始惚れ惚れしていた。
まとめ
歴史や時代背景を知らないと少し難しく感じることも多いかもしれない。
このキャストの豪華さと話のテンポの良さなど、各々の力が集結したような作品の虜になってほしいと思った。