フランス映画「 マーメイド・イン・パリ 」考察レビュー、人間と人魚のおとぎ話のような恋が描かれる

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マーメイド・イン・パリ
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文・ライター:@小松糸

目次

マーメイド・イン・パリ

マーメイド・イン・パリ
©マーメイド・イン・パリ

公開日

2021年2月11日

原題

A Mermaid in Paris

上映時間

102分

キャスト

  • マチアス・マルジウ(監督)
  • ニコラ・デュヴォシェル
  • マリリン・リマ

予告編

公式サイト

なし

感想レビュー

マーメイド・イン・パリ
©マーメイド・イン・パリ

好きだった点

パリの街を舞台に繰り広げられる、おとぎ話のような作品。

トキメキが抑えられなかった。

オープニング・クレジットから既にワクワクして、そこから本編に移るタイミングや映像も絶妙。

センスが素晴らしい。

人間を敵視していた人魚・ルラが、人間世界のものに少しずつ触れて、表情もだんだん柔らかくなっていく。

その繊細な変化の演技が素晴らしい。

そして何より、映像がとても綺麗。( 特にポスターにもなっている水中のシーン )

これは絶対に映画館のスクリーンで体感してほしい。

嫌いだった点

ところどころで現実離れしてるシーンやセットがあり、そこが少し気になった。

そもそも人魚のいるパリというのが現実離れしているが、そこにこだわらずもっとリアルに描ける部分もあったのでは?

と少しだけ思ってしまった。

考察レビュー

ガスパール(主人公)が暮らすアパートの隣人・ロッシの存在。

彼女はとてもクセが強く、ルラとガスパールにもかなり協力的であるが、彼女の視点メインで映画を考察したとき、ロッシは何を思って2人と向き合っているのか?

彼女の心境の変化や存在について深く考えてしまうほど、ロッシはとても魅力的なキャラクター。

できることならスピンオフでも、彼女メインで見てみたい気もする。

まとめ

マーメイド・イン・パリ
©マーメイド・イン・パリ

フランス映画ということで「 アメリ 」らしいオシャレらしさもある今作。

いわゆる「 住む世界が違う2人のラブストーリー 」という点においては「 シェイプ・オブ・ウォーター 」らしい世界観もある。

オシャレな身分違いの恋を見たい方は是非この映画にチャレンジを。

マーメイド・イン・パリ

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