こんにちは、Johnです。
映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム(@yamamon69)さんからの投稿レビューです。
サクッといきましょう。
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こんにちはyamamon69です。
今回は「 テリー・ギリアムのドン・キホーテ 」をご紹介いたします。
この作品は30年間、ギリアム監督が映画化を試みるも製作中止や俳優の降板で何度も頓挫。
呪われた企画ともよばれちゃってるんですがこの度、遂に完成にたどり着いた渾身の一作です。
2人の奇想天外すぎる旅物語。それでは感想いきます。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
作品情報
The Man Who Killed Don Quixote
公開日
2020年1月24日
上映時間
133分
キャスト
- テリー・ギリアム(監督)
- アダム・ドライバー
- ジョナサン・プライス
- ステラン・スカルスガルド
- オルガ・キュリレンコ
予告編
公式サイト
ネタバレ・感想レビュー
あらすじ
好きだった点
まず一言、全部クレイジーだけど面白い!
作品全体の癖がかなり強い。
それにくわえてメイン2人の関係と展開が面白さを増幅させてます。
まず話の軸となる自称ドン・キホーテの老人(ジョナサン・プライス)
鎧着て剣かまえて風車が巨人に見えちゃう…もう完全にやばい爺さんです(笑)
そしてそのきっかけを作ってしまった若手監督トビー(アダム・ドライバー)
キホーテ(自称)に従者と勘違いされ、旅に同行することに。
終始茶番を繰り広げます。
現実は失い完全に夢に生きる男と、かつての夢は失い現実に生きる若手監督。
そんな2人の旅はたくさんの人々を混沌の物語に巻き込んでいくのです!
嫌いな点
特にはなかったですが、キャラクターと展開についていけない方は少なからずいることでしょう。
見どころ
魅力的なキャスト陣がそろってます!
マイティ・ソーなどに出演してる大御所S・スカルスガルドも久々にスクリーンでお目にかかれました。
怒ると迫力ありますね。
なかでも注目はやはりアダム・ドライバー!体当たりで演じています。
警察に捕まる、洞穴に落下、何度も落馬、いきなり殴られる、美女から往復ビンタなどなど。可哀想のオンパレード。
携帯の充電が切れてしまうシーンでは「 ファーーーック!」と雄叫びをあげてカイロレン超えのブチ切れをみせてくれます(笑)
この文章だけ読むとかなりのダメ主人公みたいに思われそうですが、かっこいいシーンもちゃんとあるので!
スター・ウォーズ新3部作で一気に知名度を上げたアダム・ドライバー。
▶︎ スター・ウォーズ(シリーズ)
役の幅がかなり広いので今後の活躍がとても楽しみです!
ツイッターの声
「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」
30年掛かって完成、曰く付きの作品。劇中で映画を監督する映画内と、ギリアムの自己が被って試行錯誤しているように見える辺りは”8 1/2″を匂わす。すんなり出来上がっていたらと、タラレバで語る事の出来ないわけで、ギリアムの新作が観れた事に意義がある。 pic.twitter.com/spG21U4GEQ— man ますだ (@M6358738810) January 29, 2020
「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」観ました。こんなにも苦い話だとは思わなかった。詰まる所これはお砂糖なしのバンデットQであり実写化したブラジルでありバロンの種明かしだからだ。ビジュアルのキレは近年のギリアム作品随一。終盤からエンドクレジットで滲む涙を抑えることが出来なかった。 pic.twitter.com/4dCZiKdw4r
— 木梨 柳月 (@tativillehabit1) January 29, 2020
『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』
今作が完成するまでの30年近い年月と挫折が、原作のメタ構造を更に加速させる。
現実と虚構の競り合い。踏み躙られた夢や理想が観客の中で生き続ける可能性。これが狂気や呪いに見えようと、信じ続ける物語に救われてきた自分にはその先の姿に羨望しか抱けない。 pic.twitter.com/KFdOcCztPs— 柴波 (@T_hedgehog_) January 27, 2020
『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』を鑑賞。
ギリアム作品ならではの「陽気な不穏さ」に満ち溢れ、狂気と美徳の境界を綱渡りしているようなハラハラ感。
しかし、J・プライスの素晴らしさはもとよりA・ドライバーがこれ程ギリアムのテイストにフィットするとは。どちらのファンも是非ご鑑賞を。 pic.twitter.com/02xgqRrc8D
— ぶたにくだいすき (@bonkurapoo) February 2, 2020
『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』売り捌く安い夢と追いかける貴き夢。現実と妄想の狭間で、失われた情熱を取り戻す…今を生きる騎士達。予想の斜め上を突っ走る弩展開に呆気にとられる暇など一瞬も無く、引きずられるばかり。満開に咲かせる浪漫の花と共に魅せてくれる…途轍も無く素敵な大冒険。 pic.twitter.com/a8EsX9jEVv
— Keinosuke O (@HIP_K) January 27, 2020
「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」めちゃくちゃ笑ったし、切なくて泣いた。隅から隅までテリー・ギリアム、定形の巻き込まれてヒドイ目に合う主人公は、アダム・ドライバー。コメディも最高。テリー・ギリアムの悪夢のようなマジックリアリズムに巻き込まれるのやっぱりドキドキする…! pic.twitter.com/os3JHLnUV3
— マグ (@mug_to_ayu) February 2, 2020
映画館での今年13本目の映画として『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』鑑賞。
時間軸も現実と空想も交錯するような展開なので、支離滅裂に感じる部分もあります。
でも、迷宮のような出来事の果ての主人公に、夢と現実の狭間に生きる者(ドン・キホーテのように)の悲哀と陶酔を同時に感じたのです。 pic.twitter.com/OwujsTDgJA— tetu (@tetutetu1962) January 27, 2020
『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』@シネ・リーブル神戸
難解…どころか、どストレートな映画。私も(?)テリー・ギリアムの前作『ゼロの未来』の何が面白いのかわからなかった口なんだけど、これは素直に面白かった!とにかく観て!と。 pic.twitter.com/qi8raXyZt5— masao obata (@obao_m) February 1, 2020
昨日テリーギリアムのドン・キホーテの感想ブログをアップしたんですけど、一番言いたかったことは
『「脚本が破綻してる」「整合性が取れない」などとしたり顔で言ってる奴らの愚にもつかない話なんかより、作り手の「物語」の方が何百倍も価値がある。』
というところです。
— ナオミント (@minmin70) January 27, 2020
『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』
133分にしては体感はもっと長くて濃密な内容。
アダム・ドライバーがドロドロになりながらハイテンションなのが良かった👍✨
こういう作品に出会うと、もっと文学や宗教、歴史の知識があったらなぁと思わされる。また大学通いたいな😂 pic.twitter.com/SXp31KJAgn— Rio (@nami11star1) February 1, 2020
「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」ドン・キホーテを題材にした映画であり、ギリアム自身のパーソナルな部分を曝け出した「8 1/2」的な映画でもある。フィクションとリアルの境界線が曖昧になっていくギリアムらしいカオスな世界が展開されるが、過去作以上にストレートに感動を与える一作。 pic.twitter.com/hXYEXphJBB
— 朝田 (@yoshihiko_asada) January 26, 2020
『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』現実逃避…白いスーツに髑髏な黒メット被り、田舎道を爆走するバイク。女神降臨…逆光の中、天然のシャワーを浴びる無防備な美女。毎作品の撮影を掌るMr. N・ペコリーニとT・ギリアム監督の創る画の1つ1つ…そのシチュエーションと構図がやはり超絶カッコいい! pic.twitter.com/dZv2CtlPRk
— Keinosuke O (@HIP_K) January 27, 2020
テリー・ギリアムのドン・キホーテ
最初は「??」だったけど現実と妄想が入り混じったストーリーと予測不能な展開に引き込まれてしまった!奇想天外ではあるけど分かりやすいし、終始笑える軽さもあって楽しかった!麗しのオルガ様は輝いていたし、めっちゃ生き生きしているアダムさんも見られて満足 pic.twitter.com/D7vMDH65Vv
— しゃけ (@syakekasuflake) January 29, 2020
まとめ
30年間何があっても製作を続けたテリー•ギリアム監督。
夢を諦めない思い、そして強い情熱。そんな彼もまたドン•キホーテなのかも。
この作品は映画というエンターテイメントの無限の可能性が確実に詰め込まれています。
賛否がわかれている作品ほど観てみたくなる!
そういう衝動にかられる最近の映画ライフでございます。
様々な映画を鑑賞された皆様の映画ライフにおいても、この作品は強めのスパイスになることでしょう。
▶︎ 映画ライターさんの投稿記事(まとめ)
完