【 ネットフリックス おすすめ 】「 ザ・ファイブ・ブラッズ 」考察レビュー、故チャドウィック・ボーズマン演じる黒人兵士に注目せよ

ザ・ファイブ・ブラッズ

こんにちは、Johnです。

映画ライフ楽しんでますか?

今回は、ペンネーム(@Yoko)さんからの投稿レビューです。

ベトナム戦争中に埋めた金塊を回収しにいく黒人4人のベトナム帰還兵。

戦争後それぞれが辿ってきた道や彼らが抱えたトラウマが描かれています。

彼らだけでなく、アメリカにとって敵国であったベトナム人が抱える問題と戦争後に生まれた彼らの子ども世代が直面する問題。

戦争が終わっても多くの人が悩み続けているという事実を、今作を通じて知ることになるでしょう。

そこにスパイク・リー監督らしい現在の(BLM)ブラックライブズマターを重ね合わせた作品となっています。

 

画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)

ザ・ファイブ・ブラッズ(作品情報)

ザ・ファイブ・ブラッズ

©ザ・ファイブ・ブラッズ

公開日

2020年6月12日

原題

Da 5 Bloods

上映時間

154分

キャスト

  • スパイク・リー(監督)
  • デルロイ・リンドー
  • クラーク・ピーターズ
  • ノーム・ルイス
  • イザイア・ウィットロック・Jr
  • チャドウィック・ボーズマン

予告編

公式サイト

ザ・ファイブ・ブラッズ

作品評価

勝手に評価
映像
(4.0)
脚本
(3.0)
キャスト
(3.0)
音楽(BGM)
(4.0)
リピート度
(3.0)
グロ度
(1.0)
総合評価
(3.5)

 

ネタバレ・感想レビュー 

ザ・ファイブ・ブラッズ

©ザ・ファイブ・ブラッズ

好きだった点

歳を重ねた彼らは若い頃のように「 仲間 」という感じではありませんが、それでもぶつかりながら金塊を探しに向かいます。

現在の映像に、これらの映像を織り交ぜながら物語は進みますが、映像の違いを画面の大きさを変えながら見せる点はさすがスパイク・リー監督だなと思いました。

  • ベトナム戦争
  • PTSD
  • 黒人差別
  • 親子関係

扱っているテーマは1つ1つ重いのですが、その重さを重いと感じさせません。

きちんとテーマの重要性や監督の伝えたいテーマは私たちの心に残ります。

これだけの社会問題を扱いながら、物語は軽快に進むので暗く重い感じにはならないのは、スパイク・リー監督の凄さだなと改めて感じる作品。

ベトナム戦争に関係した人だけでなく、後の世代にも問題は残っていて、決して解決していない問題なんだと分かります。

その戦争で黒人がどのような扱われたのかを知ることができます。

ベトナム戦争をテーマにした作品は数多く見ていますが、黒人視点で描いたベトナム戦争映画を見たのは今作が初めてだったので斬新に感じました。

それらが現在のアメリカで起きているBLMに繋がっていくので、決して過去の終わった出来事ではないと思わせる作品です。

残念だった点

情報量の多さ。

スパイク・リー監督の作品だけあるので、黒人の歴史や黒人文化などが多く登場します。

詳しいことを知らないと情報量が多いと感じてしまうかもしれません。

知らない人は調べ直してからもう1度見ると、作品の理解度が深まるかもしれません。

見どころ

ベトナム戦争に参加した黒人兵士の1人をチャドウィック・ボーズマンが演じています。

彼が亡くなる2ヶ月前に配信されましたが、亡くなった後に見たので感慨深いものがあります。

病気だったと知ると上半身裸のシーンで痩せているなと思ってしまいました。

どんな思いでこの作品に参加していたのかなとか、物語とは関係ないことを考えてしまう。

ブラックパンサー 」で黒人のヒーローとなった彼の想いは、今作にも活かされていると感じます。

だからこそ「 ブラックパンサー 」ファンの方にも見て欲しい作品です。

考察

ベトナム戦争の歴史・黒人差別の歴史・黒人文化などが随所に散りばめらている。

しかも時代は1960年代後半~1970年代前半の黒人カルチャーです。

モータウンミュージックなど、それぞれのシーンでかかる音楽にも1つ1つ意味があります。

残念ながら私はそれほど音楽には詳しくありませんが、使用されている音楽などを調べ直してからもう1度映画を見直してもいいなと思いました。

他にも英雄の名前(黒人文化の)が頻繁に登場しますので、黒人カルチャーの勉強にもなります。

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まとめ

ザ・ファイブ・ブラッズ

©ザ・ファイブ・ブラッズ

単なるベトナム戦争映画ではなく、今も続く各国の問題・幅広い世代が関わっている問題が描かれている作品でした。

それは最後にBLMに繋がります。

テンポよく進む物語ですが、監督スパイク・リーの怒りが込められている作品とも言えるでしょう。