
きしむ車輪は油をさされる(The squeaky wheel gets the grease)〜 遠慮なく話すこと、そうしなければ、自分の意を相手に汲んでもらえないことを指す。(アメリカの諺)
皆さま、こんにちは。
私は当メディア「 シネマライブラリ 」でドキュメンタリー、インタビューを担当しているライターの栗秋美穂と申します。
あなたは「 きしむ車輪に油はさされる 」という言葉をご存じでしょうか。
私はこう解釈しています。
「 伝えたい気持ちがあるのなら、声に出して言わないと気付いてもらえない 」不満は不満としてではなく、「 伝わる言い方 」をすれば、相手に気付いてもらえます。
そして、気付いてくれたら、きっとあなたの心の潤滑油となるでしょう。
SNSが当たり前の時代に入り、皆が「 知らない相手 」に向かって、言葉を選ばずに不満をぶつける時代になりました。
AIの台頭で、ますます「 自分の言葉 」で話す必要がなくなりました。
ストレスを簡単に吐き出す人が増えたのと同時に、その「 言葉 」によって傷つく人も増えました。
リモートワークが定着し、メールや書類などで正しい日本語、相手を気遣う言葉を添える人も、実際にお会いしてお話を伺うと、まるで別人ということも少なくありません。
実は私はライターになって日が浅いです。
それでも、日々「 書く 」「 聞く 」を続けていると、「 言葉の凄さ 」を感じます。
諸刃の剣とはよく言ったもので、言葉は相手を生かしもすれば、殺しもします。
私はライターとして、一人の母親として、これからの子どもたちに「 伝えることの大切さ 」「 言葉の持つ力 」を感じてほしいです。
日々、加速していく情報の流れに逆らうように、一冊の本にじっくりと向き合う。
その中から、今後の人生の救いとなる言葉がきっと見つかります。
小学校の高学年 〜 中高生、教育関係者、保護者の皆様に知ってほしい本の書評を執筆する運びとなりました。
このコーナーでは、その一冊の裏に込められた思いを感じ取ることができるよう、著者自身のインタビューもしていきます。
「 一冊を深堀りする 」その中で見つけた疑問や感想は、「 伝わる言い方 」で友人や家族に伝えれば、新たなコミュニケーションも生まれるでしょう。
本を読み、言語化し、あなた自身が伝える側になりましょう。
最後に、「 皆のやりたいことを叶えるのが僕の仕事 」と言って、私の車輪に油をさしてくれた社長、編集長に心からお礼を申し上げます。
ー ライター 栗秋美穂 ー