【 最新版 】歴代アカデミー作品賞はこれ!(1986〜2022年度まとめ)

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こんにちは、管理人です。

今回は、映画の見方という観点から、アカデミー作品賞について解説します。

アカデミー賞と聞くと、名前は聞いたことあるけれど、詳しい内容は知らないという人がほとんどかと思います。

本記事ではアカデミー賞の仕組みを誰でも分かるように解説します。

本記事を読むことで下記のことが分かります。

  • アカデミー賞の概要
  • アカデミー賞の仕組み
  • 過去35年分のアカデミー作品賞
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アカデミー賞とは

アカデミー賞の概要を理解しましょう。

アカデミー賞は映画祭でなく映画賞でして、シンプルに映画の授賞式と理解するとよいです。

アカデミー作品賞(Academy Award for Best Picture)

アカデミー賞の部門の一つで、映画作品自体へと賞が贈られるアカデミー賞の最重要部門である。その年のアメリカで上映された最も優れた映画5本を候補に選び、その中の1本にこの名誉が与えられる。アカデミー賞の候補投票は会員がそれぞれ属する分野のみの投票であるが、作品賞だけは全会員が5本候補を選んで投票する。ちなみに、受賞するのは、作品のプロデューサーである。- Wikipedia –

簡単に言うと、No.1を決める候補を複数選んで→No.1を決める。

候補に選ばれた作品=ノミネートされた作品です。

候補の基準

第1回のみ「作品賞」と「芸術作品賞」の2部門に分かれており、それぞれ3本ずつ候補作が選ばれていた。第2回で一本化されて候補を5本選ぶようになった。第5回は8本になり、第6回には候補作の数は10本となる。第17回からは従来の5本となり、この形態で続いていたが第82回では10本になった。第84回には会員の投票の5パーセント以上の得票率を得た作品の中から5本から10本の間で選ばれるようルールが変更された。

ノミネートされる作品本数は、第一回開催〜現在にかけて本数が変動しています。

3本→5本→8本→10本→5本→10本→5〜10本(現在)

今までの流れから、今後も変動する可能性はあるでしょう。

アカデミー賞(主要6部門)

アカデミー賞を理解するには、主要6部門を覚えておきましょう。

ノミネートされた作品は、下記のいずれかの賞を受賞することも多いです。

作品賞〜アカデミー賞における最重要部門。特徴としては、作品自体に賞が贈られること。その年に最も評価された作品とも言えます。No.1の栄誉です。

監督賞〜最も優れた映画監督へ贈られる賞。作品賞を受賞した作品の映画監督が受賞することが多い。No2の栄誉です。

主演男優賞〜その年の作品に出演した、最も優れた主演男優に贈られる賞。

主演女優賞〜その年の作品に出演した、最も優れた主演女優に贈られる賞。

助演男優賞〜その年の作品に出演した、最も優れた助演(主役以外)男優に贈られる賞。

助演女優賞〜その年の作品に出演した、最も優れた助演(主役以外)女優に贈られる賞。

アカデミー賞の選考は誰が決めているのか?

ポイント
選考ルール

原則としてアメリカ映画が対象に選考される。

ポイント
対象になる作品

アカデミー賞 – 授賞式前年の1年間に、米国・ロサンゼルスの劇場で7日以上公開された作品が対象となる。

ポイント
選考方法

映画芸術科学アカデミー会員(The Academy of Motion Picture Arts & Science)により選考が行われ、選考は投票によって実施される。

ポイント
実際に投票する構成員

映画芸術科学アカデミー会員は、アメリカ映画の業界関係者で構成される。いわゆる、ハリウッド関係者ですね。渡辺謙も会員として知られています。

世界三大映画祭との違いは?

世界三大映画祭は、いずれも世界中の映画作品が対象になりますが、アカデミー賞はアメリカ映画のみが対象です。

長い歴史・伝統・知名度・権威性により、アカデミー賞は世界で最も影響力がある授賞式というわけです。

世界的な映画祭は、下記の三大映画祭です。

世界三大映画祭とも呼ばれ、まだ世に出ていない映画が数多く登場します。

こちらは別気記事にて解説します。

  • カンヌ国際映画祭
  • ヴェネチア国際映画祭
  • ベルリン国際映画祭

以降は、1986年〜2021年までのアカデミー作品賞、ノミネート作品を振り返っていきます。

その年の映画界で最も注目された作品は、言い換えれば、最も評価された作品とも言えるでしょう。

ここで注目したいのが、世界興行収入の多い作品が作品賞に選ばれているわけではないということ。

社会性やメッセージ性など、あらゆる観点からその年のNo.1が選ばれます。

映画は好きだけど、何を見たらいいのか分からない。

そういう人も多いかと思います。

とりあえずは、本記事で紹介する作品からチャレンジするといいでしょう。

まずは世界的に評価された作品から制覇していくことで、本当の意味で、映画の良さというのが何となく理解できるようになるかと思います。

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記事の監修者

ドキュメンタリー制作を専門とする独立系の映画会社 / 最新映画 〜ドキュメンタリーまで、幅広いジャンルを配信中 /

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