【 あらすじ&キャラクター 】「 ミニオンズ フィーバー 」考察レビュー

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ミニオンズ フィーバー
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今回は、ペンネーム@柏原ヒロキさんからの投稿レビューです。

「 怪盗グルー 」シリーズの人気キャラクター、ミニオンを主役に据えた前日譚「 ミニオンズ 」の続編!

1970年代のサンフランシスコや香港を舞台に、今回はどんな騒動を見せてくれるのか!?

画像の引用元:IMdb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)

目次

ミニオンズ フィーバー

ミニオンズ フィーバー
©︎ミニオンズ フィーバー

公開日

2022年7月15日

原題

Minions: The Rise of Gru

上映時間

88分

キャスト

  • カイル・バルダ(監督)
  • スティーブ・カレル
  • タラジ・P・ヘンソン
  • ミシェル・ヨー
  • RZA

予告編

公式サイト

ミニオンズ フィーバー

あらすじ

物語の舞台は1970年代。悪党に憧れる少年(グルー)のもとで暮らしていたミニオンたち。ある日、突然誘拐されてしまったグルーを助け出す為、カンフー修行に明け暮れるミニオンたちに次々と試練が降りかかる。

作品評価

  • 映像
  • 脚本
  • キャスト
  • 音楽
  • リピート度
  • グロ度
  • 総合評価

考察レビュー

ミニオンズ フィーバー
©︎ミニオンズ フィーバー

「 怪盗グルー 」とはちがい、「 ミニオンズ 」は物語としてのメッセージ性というよりは、純粋なストーリー展開の面白さで勝負しているシリーズです。

「 星の王子ニューヨークへ行く 」「 ビバリーヒルズ・コップ 」のように、異国の地から来た変わり者が、周囲の人々を巻き込んで社会を変えていく系の映画としても最高傑作だと思います。

今作でもその面白さは健在で、舞台となる1970年代の世界に、ミニオンたちが観客を誘ってくれます。

「 ミニオンズ 」における人間は、ミニオンという謎の生物を見ても驚いたり怖がったりしません。

その上で、人間社会におけるミニオンの「 変わり者 」としての面白さを、彼らが人間とは異種族という点ではなく、あくまでも「 悪党に仕える 」という、

普通とは違う「 変わった目的・動機 」を持っているという点に焦点を当てて、演出されています。

この描写方法により、ミニオンという生物の「 習性 」や「 可愛いさ 」を通して、劇中ではダイバーシティや異人種間交流の普遍化が行われています。

今作は幼少期のグルーとお喋り好きミニオンのオットーが、新たなメインキャラクターとして登場します。

物語の中盤からは、前作で主人公を務めたミニオンのケビン、スチュアート、ボブの三人に焦点が当たった脚本になっており、

「 怪盗グルー 」の前日譚でありながら、「 ミニオンズ 」の続編として機能していた点は好印象です。

今作では、「 怪盗グルー 」の重要キャラクターが初登場します。

ミニオンの中でも特に人気なのが、甘えん坊のボブです。

興味深いのが、ボブは「 怪盗グルー 」シリーズに全く登場しません。

その為、今作に続編があれば、グルーとボブの別れが描かれる可能性があります。

予告編の楽曲

予告編で使用されている楽曲は、エミネムが2002年に発表した「 ルーズ・ユアセルフ 」

映画「 8マイル 」の主題歌にも起用され、アカデミー歌曲賞を受賞しています。

吹き替え声優とキャラクター

  • 笑福亭鶴瓶(少年グルー役)
  • 市村正親(ワイルド・ナックルズ役)
  • 尾野真千子(ベル・ボトム役)
  • 渡辺直美(マスター・チャウ役)
  • 田中真弓(ヌン・チャック役)
  • 速水奨(スべンジャンス役)
  • 大塚明夫(ジャン・クロード役)
  • 立木文彦(ストロング・ホールド役)

まとめ

ミニオンズ フィーバー
©︎ミニオンズ フィーバー

「 ミニオンズ 」は細部に渡るキャラクターの描き込みや、流麗な映像表現に加えて「 燃えよドラゴン 」や「 ミッション:インポッシブル 」等の、

数々の映画作品へのオマージュが散りばめられています。

子ども向けの作品でありながら、大人を子どもにしてしまうパワーを持つ、稀有なアニメ映画シリーズであると感じました。

ミニオンズ フィーバー

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