「 マッドマックス 怒りのデス・ロード 」考察レビュー、計480時間にも及ぶシーンを2時間にカットして作られたというお話
あなたにとっての良い映画とは何ですか?
いい映画の基準は人によってちがいます。
ぼくにとっての良い映画とは、1回目を鑑賞した後に、ある程度の期間を空けて再鑑賞して面白いと思った作品です。
マッドマックス・怒りのデス・ロードは、まさにそんな感じ。
久しぶりみたら、めちゃくちゃ面白い。
素晴らしい作品だと思いました。
マッドマックス 怒りのデス・ロード
公開日
2015年6月20日
マッドマックス / サンダードーム以来、27ぶりのシリーズ4作目。
上映時間
120分
キャスト
- ジョージ・ミラー(監督)
- トム・ハーディ
- シャーリーズ・セロン
- ニコラス・ホルト
- ヒュー・キース・バーン
- ロージー・ハンティントン
- ライリー・キーオ
- ゾーイ・クラヴィッツ
- アビー・リー
- コートニー・イートン
- ネイサン・ジョーンズ
予告編
公式サイト
作品評価
考察レビュー
好きだった点
なんといっても世界観とアクションシーンですよね。
マックスのカッスカッス声も最高でした。(声が枯れているということです)
トム・ハーディが演技でこの声を出していると思うと、大変だったんだろうなあと。
ダークナイトでのバットマンと似たようなカスレ声ですよね、クリスチャン・ベールもバットマンの声は苦労したといってました。
まさに北斗の拳の世界観でして、The 世紀末って感じで最高です。
水を支配して自らを神格化するイモータン・ジョーは、北斗の拳でいう世紀末覇者ラオウ。
今作は、第88回アカデミー授賞式において、美術賞、衣装デザイン賞、編集賞、音響編集賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、録音賞を受賞。
計480時間にも及ぶ映画シーンを2時間にカットしており、478時間は使われていないシーンということになります。
全てのシーンをみるのに90日かかったそうです。
これはヤバイ。
映画で使うシーンをカットして編集する作業というのは、膨大な時間が必要でして、めちゃくちゃ手間がかかる作業。
発狂するレベルですよこれは(笑)
嫌いだった点
母乳を出す人がたくさんいて、それを飲むシーンがあるんですけど、オエってなりましたね(笑)
嫌いなシーンではなかったですけど、イモータン・ジョーあっさり死にすぎじゃない(笑)?
印象に残ったシーン
今作は、予告編からめちゃくちゃ盛り上がってたと思うんですよね。
なんか知らないけど、ぼくは予告編のシーンがめちゃくちゃ印象に残ってます。
炎を吹かしながらギター弾いてるシーン、ニュークスのWhat a lovely day ! のシーン。
まとめ
ぼくは、輸血袋君とフュリオサ隊長好きでしたよ。
素晴らしい作品でした。
この映画に内容は求めてはいけない。
ヒャッハーしたい時にみるべき映画ですね。
まあただあれですよね、核戦争で荒廃した後の世界って人をこんなにも狂わせてしまうのかなとも思ったりもして。