「 フリー・ガイ 」考察レビュー、ライアン・レイノルズ主演のSFコメディ

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映画ライフ楽しんでますか?

今回は、ペンネーム@小池太郎さんからの投稿レビューです。

もし、ゲームのモブキャラが意思を持ちはじめたら?

いるだけで不謹慎ことライアン・レイノルズが企画と主演を務めたSFコメディ。

レイノルズファン必見、今作の魅力を解説していきます。

画像の引用元:公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)

目次

フリー・ガイ

フリー・ガイ
©フリー・ガイ

公開日

2021年8月13

原題

Free Guy

上映時間 

115分

キャスト

  • ショーン・レビ(監督)
  • ライアン・レイノルズ
  • ジョディ・カマー
  • リル・レル・ハウリー
  • タイカ・ワイティティ

予告編

公式サイト

フリー・ガイ

作品評価

[rate title=”5つ星”]

[value 4]映像[/value]

[value 2]脚本[/value]

[value 3]キャスト[/value]

[value 1]音楽(BGM)[/value]

[value 1]リピート度[/value]

[value 1]グロ度[/value]

[value 2 end]総合評価[/value]

[/rate]

感想レビュー

フリー・ガイ
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モブキャラが同じ毎日を繰り返すさまは「 レゴムービー 」

自分の世界が現実ではないと気づく展開は「 トゥルーマン・ショー 」、現実の人物とフィクションのキャラがタッグを組む流れは「 ラストアクションヒーロー 」

電子世界をつくった運営サイドに立ち向かうのは「 レディ・プレイヤーワン 」を彷彿とさせます。

設定の斬新さはなく、あれ?これどっかで見たなが続きます。

しかし!

今作と前述した作品群が一線を画す要素が1つあります。

それは「 ライアン・レイノルズが出演している 」こと。

つまり、今作は前述した往年の名作に、もしライアン・レイノルズが主演していたら?

さらに、彼がプロデュースしていたらこうなったはず!を実現させた作品なのです。

ファミリームービーのなかに小刻みに挟まる不謹慎ギャグ、お下劣コメディ、パロディ展開など。

デッドプール以降に、レイノルズが編み出した笑いが満載で楽しい。

感動展開は手っ取り早く切り上げて、ギャグの流れに移行するレイノルズ特有の「 照れ隠し 」も健在です。

デッドプールと唯一変わった点としては、グロ描写が消えたことと、自己啓発的メッセージが加わったこと。

レイノルズが初めて「 家族 」をターゲットにした実験的コメディという点でも、一見の価値ありです。

正直、脚本面は雑なところが多いです。

例えばレイノルズの親友キャラがラストに蘇るのですが、その理由がイマイチ説得力がない。

ただ偶然に蘇っただけ、という印象を受けます。

脚本が雑なのもレイノルズ作品の醍醐味!

ノリと勢いでロジックを踏み潰して進んでいくストーリーこそ、レイノルズの十八番ともいえるのではないでしょうか。

まとめ

フリー・ガイ
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レイノルズ演じるモブキャラが、女性とキスすることで記憶が蘇るシーン。

単なるシーンのフラッシュバックで表現せず、脳内から飛び散る電子回路をファンタジックに映し出すという斬新な演出が光る名場面でした。

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