TOHOに続き松竹と東急も!映画料金の相次ぐ値上げの理由を解説

当ページの画像はIMDbまたは公式サイトより引用
  • URLをコピーしました!

TOHOシネマズをはじめ、松竹や東急でも映画鑑賞料金の値上げ発表が相次いでいます。

特に昨今は電気料金や食料品の値上げも続いているため「 映画も?」と思う人も多いのではないでしょうか。

実際にSNSでも「 値上げ前に観に行かないと… 」「 気軽に鑑賞できない 」と嘆いている人が多くいました。

本記事では、値上げの理由のほか、安く映画を鑑賞する方法についても紹介します。

目次

TOHOが2023年6月より映画料金の値上げを発表

2023年6月よりTOHOシネマズが、2023年6月から26年ぶりに映画料金を100円値上げを発表し、現在の金額1,900円 → 2,000円に。

一般料金だけでなく、レイトショーや1日のファーストデイも値上がりします。

映画鑑賞料金 改定のお知らせ|TOHOシネマズより

値上げされるチケットは、上記のみで、大学や高校生、中学生、小学生、幼児と障がい者割引の金額は現行のままです。

松竹と東急も2023年7月から値上げに

TOHOに続き、松竹(株式会社松竹マルチプレックスシアターズ)、東急(株式会社東急レクリエーション)も、2023年7月7日(金)から映画鑑賞料金を値上げに。

1ヶ月先に値上げを発表したTOHOシネマズに追従する形で、改定後の金額もプラス100円と、3社に差異は見受けられませんでした。

松竹

©️松竹マルチプレックスシアターズ

東急

©️109シネマズ

映画料金の値上げが続く理由

TOHOと松竹、東急も今回の値上げについて「 円安による仕入れコストの上昇や、設備投資、人件費のコスト増やエネルギー価格の高騰が影響した 」と説明。

実際に、座席が動いたり風や匂いなどの演出を体験できる、4DXやMX4Dなど最先端の映像技術や音響技術を導入するための投資や、定期的な施設メンテナンスや最低賃金の増加などに多額のコストがかかります。

さらに、昨今の電気代の高騰が追い打ちとなり、値上げに踏み切ったのでしょう。

最初に発表したTOHOのお知らせと、ほぼ同一の内容で三社とも「 企業努力だけでは解決できない 」として、値上げに踏み切ったと記載していました。

半額〜タダに!安く映画館で鑑賞する4つの方法

迫力のある大スクリーンの映画館で好きな作品を鑑賞したい!という映画好きの人たちに向け、少しでも安くチケットを購入できる方法を紹介します。

安くなる日時に行く(割引料金:500円~700円)

多くの映画館では、日にちや時間帯で割引を行っています。

時間に融通が利くのであれば、狙ってみてもよいでしょう。

例えば、1日の上映である「 ファーストデイ 」は、1,100〜1,300円、20時以降上映のレイトショーであれば、1,300〜1,500円と安く観ることができます。

他にも映画館によっては、月曜や水曜日など、特定の曜日に安く鑑賞することが可能です。

ただし、割引が効く日は映画館が混むことも多いので、席はあらかじめ予約しておくとよいでしょう。

会員特典を使う(割引料金:300円~無料)

特定のサービスや映画館の有料会員になることで割引特典を受けることができます。

例えば、動画配信サイト・「 U-NEXT 」では、会員は毎月1,200ポイントを受け取れますが、このポイントを利用して映画チケットと交換することができるのです。

ポイント自体は1,500ポイントが必要ですので、差額の300円を支払っても通常料金を支払うよりもリーズナブルに購入できます。

ちなみに今回の値上げに関係なく、TOHOや東急でも1,500ポイントで購入可能です。

他にも、映画館のメンバーズ会員になることで、毎回300円引きや、6回の映画鑑賞で1回無料などの特典を受けることができます。

今回値上がりした、三社とも会員特典で安く鑑賞することが可能です。

TOHO(シネマイレージ)

  • 6回観たら1回無料
  • 火曜日は1,300円
  • 入会金:500円
  • 更新料:300円

松竹(SMT Members)

  • 6回観たら1回無料
  • リピーター割引
  • お誕生日に1,000円鑑賞クーポン
  • 年会費無料

東急(109シネマズ シネマポイント会員)

  • 6ポイントにつき1回無料鑑賞(1鑑賞ごとに1ポイント)
  • 火曜日は1,300円
  • 3ポイント利用で1,200円鑑賞
  • 年会費:無料
  • 入会手数料:1,000円

前売り券を購入する(割引料金:~ 400円)

作品にもよりますが、あらかじめ前売り券を購入することで、400円ほど安く買うことができます。

前売り券は、映画館やコンビニでも入手できますし、「ムビチケ前売り券」のようにインターネットからも購入可能です。

さらに、前売り特典として先着でグッズが付いてくることもありますので「 絶対に見たい 」と思う映画は、事前に前売り券を購入しておくとよいでしょう。

クレジットカードの特典を使う(割引料金:~ 無料)

©️イオンカード

クレジットカードの特典で映画を安く鑑賞することができます。

特におススメなのが、イオンシネマの「 ミニオンズデザインカード 」

定価1,800円のイオンシネマを1,000円で鑑賞することができます。

年会費も無料なので、かなりお得ですね。

©️シネマイレージカードセゾン

他にも「 シネマイレージカードセゾン 」では、TOHOシネマズの映画を200ポイント(1,000円利用ごとに1ポイント)で交換可能であり、6本観れば1本無料で鑑賞できる特典が利用可能です。

現在、TOHOシネマズは、2,000円に値上がりしていますので、特に割引率が高くなりますね。

クレジットカードでの割引は、劇場が限られてしまうことが多いため、割引金額よりも、近所や行きつけの映画館で使用できるカードがオススメです。

まとめ

本記事では、映画業界で相次いで発表された映画鑑賞料金の値上げについて解説しました。

100円の値上げと言えども、何度も続くようですと気軽に映画を観にいけなくなってしまいますね。

動画配信サービスがあるとはいえ、やはり映画館ならではの迫力や臨場感を味わいたい人も多いのではないでしょうか。

少しでも気軽に鑑賞できるよう、ご紹介した割引サービスを参考に、活用していただければ幸いです。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事をシェア
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次