【 映画館 vs 動画配信 】観るならどっち?メリット&デメリットを紹介

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気になる映画や話題の映画。

映画館ですぐに観るべきか、サブスクの動画配信サイトで配信されるのを待つべきか、迷う方も多いのではないでしょうか?

特に、最近は手軽に家で観られる動画配信の利用者が増えてきています。

一方、迫力ある映画館の良さも捨てがたいという方も多いでしょう。

そこで今回は「 映画館 」「 動画配信 」それぞれのメリット、デメリットについて紹介します。

どちらの良さや欠点も改めて知ることで、より自分にあった選択肢の参考になれば幸いです。

目次

映画館で鑑賞するメリット4つ

巨大スクリーンと迫力のある音響で鑑賞できる

何と言っても、映画館の大迫力の画面と、臨場感あふれる音響効果は自宅では真似できない特徴の一つでしょう。

特に最近の映像技術の向上は目まぐるしく、立体映像の3D映画や振動や匂い、光など多彩な演出を楽しめる4D映画など、特別なメガネをかけなくても鑑賞することができます。

映画館の醍醐味とも言える演出や迫力は、家庭で観る動画配信では到底、真似できないでしょう。

最新の公開作品を鑑賞することができる

一般的に最新作は、動画配信よりも映画館で上映される方が早いです。

そのため、「いち早く最新作を観たい!」方は映画館に直接、足を運ぶ必要があります。

過去には、新型コロナの影響で、Disney+で「ジャングル・クルーズ」や「ブラック・ウィドウ」など、新作映画の劇場公開と動画配信が同時期に行われるなどしましたが、現在は、同時公開を取りやめています。

非日常のワクワク感を楽しむことができる

映画館の鑑賞は、特別なイベントとして楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。

見慣れた自宅ではない、広い空間で鑑賞することで、まるで映画の主人公になったように、のめり込むことができます。

また、自宅で観るよりも映画館の方が集中できるため、より深くストーリーに感情移入することも可能です。

観客と感動を共有できる

映画館では、大勢の観客と一緒に鑑賞するため、笑いや感動などを共有することができます。

例えば、同じ場面で笑ったり、泣いたりすることで、見ず知らずの人たちと一体感を感じ、一層映画を楽しむことができるでしょう。

映画館で鑑賞するデメリット4つ

鑑賞チケットや交通費がかかる

鑑賞するためのチケットの購入や、映画館に向かうために交通費がかかることです。

特に最近は、TOHOシネマズの値上げを筆頭に、松竹や東急でも映画鑑賞料金の値上げを発表しました。

映画のチケットだけでなく、食料品や電気代の高騰で生活に影響を感じている人も多いです。気軽に映画に行けないから、動画配信を選択する方も少なくありません。

上映時間に合わせる必要がある

映画館では、上映時間が決まっているため、いつでも気軽に観れる動画配信と異なりスケジュールの調整が必要になります。

タイミングが合わないと鑑賞することはできませんし、せっかく良い席をとっても、急用やトラブルで予約時間に間に合わないと、キャンセルができず金銭的にも損をしてしまうことにも。

特に映画館での途中入場や退席は、他の観客の迷惑にもなりますし、雰囲気的にも難しいでしょう。

座席によって鑑賞に差が出る

映画館では同じ鑑賞チケットを購入しても、席の場所によって見え方が大きく異なってしまいます。

真ん中のスクリーンが良く見える席が予約できれば問題ないのですが、人気の映画では「端の席しか空いていない…」ということも珍しくありません。

プレミアムシートなど有料の座席であれば諦めもつきますが、同じ金額で見え方に大きな差が出てしまうことは、映画館で鑑賞するデメリットでもあるでしょう。

非常識な客の近くになる可能性がある

映画館では、近くのお客とトラブルになったり、迷惑を被ったりする可能性があります。

例えば、せっかく映画に集中しているのに、スマホの通話音が鳴ったり、ライトが点灯、仲間内でヒソヒソ話され、ストレスが溜まってしまう事態にもなりかねません。

動画配信で鑑賞するメリット4つ

自宅で気軽に鑑賞できる

動画配信は、自宅で思い立ったらすぐに鑑賞できる利便性が最大のメリットと言えるでしょう。

映画鑑賞とは異なり、事前の予約もチケットの購入も必要ありません。ボタン操作ですぐに、どこでも映画を鑑賞することが可能です。

配信サイトによって異なりますが、複数のデバイスで共有することもできるため、テレビだけでなく、パソコン、スマホ、タブレットと自分の状況に合わせて観ることができます。

例えば、電車や飛行機など移動中から、お風呂に入りながらなど、さまざまな場所で映画を楽しむことができるでしょう。

さらに、ダウンロードできればWi-Fi環境がない場所でも映画を鑑賞することもできます。

低コストで視聴可能

映画の鑑賞チケットは現在、約2,000円前後ですが、動画配信であれば月額500〜3,000円前後で見放題で利用することができます。

さらに、映画鑑賞は家族や恋人分など、入場者分の費用がかかりますが、動画配信であれば一緒に視聴することができるので、さらに低コストで楽しむことが可能です。

また、映画館に行くための交通費や駐車料金も省くことができます。

何度も観ることができる

一度きりの鑑賞の映画館と違い、動画配信は何度も気に入った映画を視聴でき、お気に入りのシーンを何度もリピートすることもできます。

特に、映画館は上映期間が終了してしまうと、鑑賞することはできなくなりますが、動画配信であれば、終了後も何十回、何百回と観ることができるでしょう。

自分のペースで観ることができる

さらに、上映時間が決まっている映画館と違い、24時間いつでも好きなタイミングで観ることができるのも動画配信ならではのメリットです。

忙しくて映画一本を観る時間が取れなくても、途中まで区切りながら映画を鑑賞することができます。

さらに、一時停止や巻き戻し、字幕や音声言語の選択など、自分の好みや気分に合わせて自由に選択することも可能です。

動画配信で鑑賞するデメリット4つ

ネット環境が必須

動画配信を利用するには、インターネット接続が必要不可欠です。

そのため、接続の不安定さや速度の低下などの問題が発生した場合、映画の鑑賞が難しくなることが考えられます。十分なネットワーク速度が出ない場合、映像や音声が途切れ途切れの再生となったりすることもあります。

また、ダウンロードせずにストリーミング再生で視聴する場合は、大量のデータ通信量を消費することになり、通信量が制限された場合は、鑑賞中に通信制限がかかってしまう事態にもなりかねません。

観たい映画が配信されていないことがある

観たい映画が必ずしも動画配信されている訳ではありません。特に最新作は、映画館で上映されるよりもリリースが遅れたり、配信自体がされないこともあります。

また、配信されているから契約したのに、途中からラインナップから外れていることも珍しくありません。

特にオリジナル作品では、対象の動画配信サイトと契約しない限り観ることができないケースがほとんどです。

画質や音響が自宅の設備によって制限される

最近では家庭用プロジェクターや、高画質の4K映画など自宅でも映画を十分楽しめる最新技術が進化してきています。

とは言え、映画館と比べると、家庭用のテレビやサウンドシステムでは、同じような臨場感や迫力を感じることは、かなり難しいでしょう。

特にインターネットを経由する動画配信では、映像や音声が圧縮、劣化されているため、オリジナルに比べると物足りなさを感じてしまう方も多いです。

さらに、機械の故障や不具合が起きる確率も、日々、メンテナンスがされている映画館と比べて高くなってしまいます。

映画に集中できない

映画館と違い、動画配信は手軽に視聴できてしまうからこそ、一本の映画に全身全霊で集中して鑑賞することが難しくなります。

鑑賞中に、電話やLINEが鳴ったり、宅配便が来たりと集中力が欠けてしまうことで、どんなに良い作品であっても、映画館で鑑賞した程の感動や満足感を得ることができなくなるためです。

実際に同じ映画でも、映画館で観たときと動画配信で視聴したときで、印象が異なる方は多いのではないでしょうか。

結論:映画鑑賞スタイルは自由!自分に合った選択肢を!

この記事では、「 映画館 vs 動画配信」のメリットとデメリットを紹介しました。

映画を純粋に楽しむのであれば、「どちらがより優れているか?」など、ライバル関係として考えるのではなく、状況や気分によって、どちらも使い分けて利用するのが、一番賢い選択かも知れません。

例えば、休日に一人で気軽に、昔の名作を観たいのであれば動画配信、恋人と最新作を観たいなら映画館へなど、それぞれの魅力を最大限活かすことで、よりご自身が楽しめる映画の鑑賞スタイルが見えてくるのではないでしょうか。

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