映画史に輝くスパイアクション超大作「 007 」最新作。
シリーズの人気を不動の位置にしたダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド最後の作品。
現役を引退したボンドに「 誘拐された科学者の奪還 」という任務が課せられる。
しかし、それはシリーズ史上、最大の危機の幕開けに過ぎなかった。
このレビューでは本作の面白さの秘密に迫ります。
007 ノー・タイム・トゥ・ダイ
あらすじ
引退したボンドは、ジャマイカで静かな日々を送っていた。そんな中、CIAの旧友フィリックスが助けを求めて彼のもとにやってくる。やがて、誘拐された科学者の救出任務についた彼は、想像を超えた過酷な状況の中、世界に脅威をもたらす黒幕の存在を追う。
公開日
2021年10月8日
原題
No Time to Die
上映時間
164分
キャスト
- キャリー・ジョージ・フクナガ(監督)
- ダニエル・クレイグ
- ラミ・マレック
- レア・セドゥー
予告編
公式サイト
考察・感想レビュー
前作でジェームズ・ボンドは、シリーズの黒幕である「 スペクター 」を壊滅させて現役を引退しています。
今回、最後の悪役として登場する人物がサフィンです。
予告でも分かる通り、彼は地球を救う為に人類を抹殺するという野望を持っています。
急にとってつけたかの様に登場した悪役サフィンですが、最終作に相応しい重要な役割を担っていました。
野望と作品における存在意義ともに、スペクターを超えていると思います。
サフィンとボンドには共通点が多いというより、同じ様な人生を歩んできた人物ともいえます。サフィンは「人生の目的は後世に何を残すかだ 」
と語りながら生物兵器を開発します。
ボンドが残したかものは新しい生命です。
この対比が2人の違いを決定づけています。
ラストは賛否が、分かれると思います。
まとめ
劇場には様々な年齢層の方がおり、007は愛されているシリーズだと感じました。
娯楽アクション、エモーショナルな物語。
伝統的なオープニング。
全てが007らしい。
他作品とは違う独自性を感じられて楽しかったです。