タフで冷静でカッコいい、そんな主人公をマイケル・B・ジョーダンが演じた「 ウィズアウト・リモース 」
今までにもカッコいい役をいくつも演じてきたマイケル・B・ジョーダンですが、今までにない強さを見せてくれています。
マイケル・B・ジョーダン好きなら絶対に損はしない作品。
ウィズアウト・リモース

あらすじ
妊娠中の妻を殺されたエリート海軍兵。彼は復讐しようとするが、そのさなかに米国とロシアにかかわる巨大な陰謀に近づいていく。
公開日
2021年4月30日
原題
Tom Clancy’s Without Remorse
上映時間
109分
キャスト
- ステファノ・ソリマ(監督)
- マイケル・B・ジョーダン
- ジェイミー・ベル
- ジョディ・ターナー=スミス
- ガイ・ピアース
予告編
考察・感想レビュー

好きだった点
私、実はマイケル・B・ジョーダンが大好きなんです。
なので楽しみにしてました。
とりあえずストーリーは置いておいて、とにかくマイケル・B・ジョーダンがカッコいい。
もちろんファン目線ですが、きっとファンでなくてもそう思うはず。
鍛え上げられた肉体は「 クリード 」を彷彿させますし、何よりもただ強いだではなく頭がいいんです。
ネービーシールズの兵士なので戦い方を心得ていて、どんな時でも冷静に対処していきます。
数々のピンチをその冷静な判断で乗り越えるマイケル・B・ジョーダンには痺れました。
かなりファン目線になっていますが、最高のマイケル・B・ジョーダンが堪能できる作品だったと思います。
嫌いだった点
本作は劇場公開ではなく配信になってしまった作品の1本です。
戦いのシーンが多くて終始画面が暗いので、劇場で見たかった作品です。
家のTVだとどうしても暗くて分かりにくいシーンがあったのが残念でした。
見どころ
妻とお腹の中にいる子供を殺されてしまったネイビーシールズの元隊員ジョンが、復讐を果たす物語。
途中から内部に黒幕がいることが判明。
最初から怪しげな展開で始まるので、黒幕が誰なのかと考えるのも楽しさの1つでしょう。(ただしある時点ですぐ黒幕は分かってしまいますが)
正直ストーリーに弱さは感じましたが(特に黒幕が分かってからの展開)、ジョンの上司として登場する黒人女性グリア少佐とジョンの関係は本作のポイントかもしれません。
誰が味方で誰が裏切り者なのか分からない中、この2人の関係だけは揺らぎません。
仲がいいだけでなくお互いが相手を尊敬し信頼していることが分かります。
復讐に燃えるジョンを冷静に見守るグリア少佐。
ジョンもそんな少佐の気持ちは理解しています。
男女の恋愛でも友情でもない尊敬と信頼そんな関係をこの2人を通してみることができると思います。
物語が終わり、エンディングロールが流れてしばらくすると1年後の物語が始まります。
マーベル作品によくあるポストクレジットシーンと呼ばれるシーンです。
ここでジョンが新たなテロ対策チームを結成する会話が、CIAの長官と交わされます。
ということは「続編があるの?」と思ってしまいました。
ポストクレジットシーンを入れたということは、続編を匂わせているはずです。
マイケル・B・ジョーダン好きとしては「 嬉しい 」とおもわず喜んでしまいましたが、実はこの作品評価は至って普通なんです。
ストーリーが弱いので仕方ないんですけど。
なので続編が制作されるのかどうか分かりませんが、一ファンとしてはぜひ作って欲しいと思っています。
まとめ

マイケル・B・ジョーダンの新たな一面を見ることができる作品「 ウィズアウト・リモース 」
ただただ復讐に燃える1人の男をマイケル・B・ジョーダンがクールに演じていました。
クールでタフな彼を思う存分見ることができると思います。
改めてマイケル・B・ジョーダンのかっこよさを確認できました。