「 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 」の映画情報・あらすじ・レビュー(モンスターバース)

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2019年度は楽しみにしていた作品が何本かありました。

エンドゲーム、キング・オブ・モンスターズですね。

結論、めちゃくちゃ面白かったです。

X(旧:Twitter)でアンケート取り始めました。

目次

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

©︎Godzilla: King of the Monsters

あらすじ

ゴジラ出現から5年後。神話時代の巨大生物モスラ、ラドン、キングギドラたちが現代に目覚め、地球の覇権をかけゴジラとバトルを繰り広げる。一方、未確認生物特務機関・モナークは、ゴジラたちの戦いによって引き起こされる破壊を防ごうと奮闘するのだが……

(映画ナタリー「 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 」より引用)

公開日

2019年5月31日

原題

Godzilla King of the Monsters

上映時間

132分

キャスト

  • マイケル・ドハティ(監督)
  • カイル・チャンドラー
  • ヴェラ・ファーミガ
  • ミリー・ボビー・ブラウン
  • 渡辺謙
  • チャン・ツィイー

渡辺謙は素晴らしい役でした。

意地でもゴジラを英語発音せず、日本読みでゴジラと発音していたところは好感もてました。

予告編

公式サイト

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

考察レビュー

完全に油断しまして、予想よりも面白くておいおいマジかよってなりました。

好きだった点

少年の頃に戻ったような感覚で純粋に怪獣バトルを楽しめました。

MCU、DCEUシリーズは、1つの作品を見逃すと内容がわからなくなったりする時ありません?

そんな心配がいらないという点は助かりますよね。

今作は、モンスターバースの第3弾です。

前作のゴジラをみても、みなくても内容は理解できるかと思います。

ぼくは、幼少期からゴジラと共に育ったと言っても過言ではないほどのゴジラファンです。

小さい頃から、ゴジラ関連の作品は全て制覇してきました。

ゴジラの有名なBGM、まあこの曲は流れるだろうと予想はしてましたが、モスラの曲が流れたのはびっくり。

なんといってもキングギドラの半端ない強さ。

ヤバすぎました。なんという神々しさ。

ゴジラは、キングギドラと3回バトルします。

1回目は南極、2回目は海上、3回目は都市。

2回目のバトルでキングギドラの頭部3体のうち1体を食いちぎり、瀕死の状態でまたゴジラと再戦するのかと思いきや。

ピッコロみたいに頭部が再生するではありませんか。

やはり、リーダー格を潰さないといけないようです。

頭部の中央がリーダー格でして、両サイドの頭部とケンカするんですよね。

リーダー格の頭部が指揮を取り、両サイドが呼応する絶妙なコンビネーション。

引力光線を繰り出すキングギドラの鳴き声がめちゃくちゃ良かったです。

嫌いだった点

メインバトルは、ゴジラ、キングギドラ、ラドン、モスラの4体でして、欲をいえば、他の怪獣バトルも見たかったですね。

前作のムートーも登場していました。

まさに地球を舞台にしたプロレス映画ですね。

海外評判では、ヒューマン性に欠けるという評価でした。

怪獣映画にヒューマン性は不要。

マイケル・ドハティ監督のゴジラ愛を感じた作品でした。

劇中の途中で、ゴジラの超有名BGMが流れるのですが、鳥肌モノ。

昭和世代のゴジラファンにとって、悶絶するくらいの怪獣バトルでした。

パシフィック・リムの怪獣バトルも面白かったですけど、今作は比にならないレベル。

疑問点について、まとめました。

監督のゴジラ愛

マイケル・ドハティ監督は、超ゴジラオタクとして知られています。

ゴジラが好きすぎるがゆえに、凄まじい怪獣プロレス映画を作ってしまったわけです。

映画.comのインタビューにてゴジラ愛を語っています。

本作にはゴジラシリーズのオマージュが垣間見られるシーンがところどころありますが、例えば芹沢博士の存在はそのうちの一つ。

1954年公開の「 ゴジラ 」にも芹沢という研究者が登場しますが、彼は海中の酸素を破壊し、

周囲の生物を瞬時に死滅させる” オキシジェン・デストロイヤー “という兵器を発明しました。

それによってゴジラを倒しましたが、その破壊力があまりにも強力であるため、二度と使用されることのないよう、

自身のみが知る兵器の製造方法を秘密にするために、ゴジラとともに海中で命を絶ちました。

本作では展開が異なり、芹沢博士が自身が死ぬ代わりに、ゴジラを目覚めさせます。

疑問点

怪獣の数

今作で明らかになった怪獣の数は、合計17体です。

今後、展開されるモンスターバースでは、17体すべての怪獣たちが登場すると予想されます。

次回作のキングコングは、そのうちの1体ですね。

今作は、東宝三大怪獣のゴジラ、ラドン、モスラが登場。

ゴジラ、モスラ vs キングギドラ、ラドンという構図です。 

その他に、BEHEMOTH(ベヒモス)、SCYLLA(スキュラ)、MUTO(ムートー)の姿も確認されています。

この3体は、いずれもモンスターバースオリジナルの怪獣ということを覚えておきましょう。

マンモスのような怪獣の名前は、知りません。(知ってる人いたら教えてください)

怪獣の起源

ポストクレジットシーンの直前に、一瞬だけですが、髑髏島の地中が怪獣の起源というシーンが登場しました。

次回作のゴジラ vs キングコングで真実が明らかになることでしょう。

地球空洞説

ゴジラは、海中深くに存在するトンネルを使って移動しているという発言がありました。

このトンネルを使うことで、ゴジラは高速に移動できまして、地球空洞説にも説明がつきます。

実際にゴジラは、エネルギーを吸収するために、海中深くの空間を棲家としていました。

海中なのに水がない空間は、神秘的でした。

怪獣が目覚めた理由

メラは、人類滅亡を阻止するために、あえて怪獣を目覚めさせたのです。

環境破壊しているのは人類であり、このままだと人類は滅亡すると熱弁するメラ。

古代神話に出てくる怪獣たちを目覚めさせることで、自然の秩序を守ろうとしたわけですね。

メラの計画としては、怪獣を1体ずつ目覚めさせようとしていましたが、予想外なことに、キングギドラが全ての怪獣を呼びよせてしまったのです。

目覚めた怪獣たちは、キングギドラにひれ伏します。

キングギドラのドヤ顔最高でしたわ。

モスラ

©キング・オブ・モンスターズ

三大怪獣 地球最大の決戦では、モスラがラドンとゴジラに呼びかけてキングギドラを倒す流れです。

今作は、モスラが瀕死のゴジラに呼びかけるシーンが登場。

キングギドラめがけてスパイダーマンばりの、スパイダーウェブを繰り出します。

ゴジラを守ろうとしたモスラの姿に感激しました。

©キング・オブ・モンスターズ

ラドンは、キングギドラのいいなりでダメなやつでしたね。

モスラにさされて死んだかと思いきや、生きてました。

オルカ

これは、人間の声とゴジラの音声を合成して生成された周波数を発信する装置です。

この周波数を発信することで、怪獣たちはおとなしくなります。

人類と怪獣たちの共存を目的に、開発されたのです。

この装置を発動すると、他の怪獣がおとなしくなるため、キングギドラは装置を破壊しようと暴れまわります。

バーニング ゴジラ

©キング・オブ・モンスターズ

ゴジラは、クライマックスで放射能を大量に吸収し、バーニング・ゴジラにパワーアップします。

これは、東宝ゴジラ(ゴジラ vs デストロイア)のバーニング・ゴジラを参考にしていると思われます。

キングギドラ

©キング・オブ・モンスターズ

キングギドラは、宇宙から隕石にのって地球にきたいわゆる、地球外生命体です。

日本版ゴジラでのキングギドラも同じ設定でして、地球に飛来する前に金星文明を滅ぼしています。

本来、地球の王は、キングギドラではなく、ゴジラというわけですね。

怪獣の体長

  • ゴジラ:119m
  • キングギドラ:159m
  • モスラ:16m
  • ラドン:47m

モスラはちっちゃいですけど、翼を広げるとめちゃくちゃデカイです。

ポストクレジットシーン

キングギドラ復活

ポストクレジットシーンでは、ゴジラによって倒されたキングギドラの頭部が登場。

ぼくは、モンスターバースでキングギドラの復活を予想しています。

そのまま復活するのではなく、メカキングギドラとしてです。

エコテロリストのアランは、DND採取をすることで、キングギドラ復活を目論んでいると思われます。

今後の展開

次回のモンスターバース作品は、ゴジラ vs キングコングです。

ゴジラは、人類の味方ですが、1つ気になる発言がありました。

アイリーン(チャン・ツィイー)は、「 今は人類の味方 」という発言をしました。

今後、ゴジラが人類の敵として描かれる可能性があるのかもしれません。

とはいえ、ゴジラは基本的に人類の味方なので、可能性としては低いかと。

髑髏島の巨神でのキングコングは、成長期のコングなので、次回作ではゴジラに合わせて巨大化してくると予想しています。

果たして、どのような流れでゴジラとキングコングが戦うことになるのでしょうか?

大きな注目ポイントですよね。

ぼくは、モンスターバースの最終的なラスボスは、メカキングギドラという大胆な予想をしています。

まさに絶賛の嵐。

予想を大きく超える面白さでした。

まさに想定外というやつです。

偽りの王キングギドラ、真の王ゴジラ。

偽りの王は、真の王に屈するのでした。

他の怪獣たちもゴジラにひれ伏し、服従を誓います。

そして、ラドン。

お前は、だめだ。

2回目 鑑賞

アラジンみる予定でしたが、もう一度キング・オブ・モンスターズみてきました。

やはり、ゴジラとキングギドラのバトルは異次元のおもしろさ。

モンスターバースは、新たな人気シリーズになりそうな予感がします。

次回作のゴジラ vs キングコングに期待。

DVD出たら買いますね。

キングギドラの鳴き声どうやって作ってるんですかね。めちゃ気になります。

気になったので調べたところ、モーションキャプチャー技術が使われており、

3人が1組となってキングギドラの動きを再現しています。

まとめ

控えめにいって最高でした。

映画館でみるべき作品です。

最後のゴジラとキングギドラのタイマンバトルは脳汁出まくりでした。

キングギドラは、サイクロン(台風)と共にイナズマを轟かせながら移動します。

もはや最強です。

憎たらしいほどに極悪人の表情をしていてよかったです。

ゴジラは、臨界点に到達して体が赤くなるんですけど、めちゃくちゃカッコよかったですよ。

水爆に耐えるボディーを持つキングギドラが溶けてましたからね(笑)

まさに、ゴジラファンのために作られた作品といってもいいでしょう。

そして、怪獣(ゴジラ、キングギドラ、ラドン、モスラ)の完成度が凄まじかった。

今後のモンスターバースに期待しましょう。

ビオランテとか出ないですかね。

おそらく、ビオランテは登場すると思いますね。

今までのモンスターバース作品について、まとめました。

モンスターバース自体、本数は多くありません。

GODZILLA ゴジラ(2014)は、イマイチでしたが、髑髏島の巨神はめっちゃ良作でした。

「 ゴジラ vs コング 」考察レビュー、最恐バトルの結末&続編の可能性

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