マーベルでもDCでもないアメコミヒーローのブラッドショット。
新たなヒーローの誕生になるのでしょうか。
ブラッドショット
あらすじ
アメリカ海兵隊員とその妻が何者かによって拉致され、殺害される。海兵隊員の男は、秘密組織のナノテクノロジーによって蘇生。強靭な肉体と超人的な治癒力を擁する生物工学ロボットとなり、妻の復讐を果たそうと悪の組織のボスを追う。しかしやがて、自分の記憶が信用できないことに気づく。
公開日
2020年5月29日
上映時間
109分
キャスト
- デヴィッド・S・F・ウィルソン(監督)
- ヴィン・ディーゼル
- エイザ・ゴンザレス
- サム・ヒューアン
- ガイ・ピアース
予告編
感想レビュー
好きだった点
新たなアメコミヒーロー誕生の瞬間を見ることができる点。
タイトルは「 ブラッドショット 」ですが、この時点でまだ彼の名前はブラッドショットと呼ばれていません。
本名の「 レイ 」と最初から最後まで呼ばれています。
まだヒーローにもなっていないのです。
本当にヒーローが誕生する過程を見ることができるので、今後の活躍も含めてワクワクしてしまいました。
なぜ彼が最強のヒーローとなったのか?
最新のテクノロジーで死んだ兵士が蘇り、兵器として利用されます。
今作ではまだヒーローになる前の物語なので、先の展開が楽しみですね。
嫌いだった点
ほぼ不死身の男なので、負けるわけないことが最初から分かってしまった点。
なので、あまりアクションシーンに緊張感を感じることができないのが残念でした。
エレベーターの上で最大の見せ場のアクションシーンがあるのですが、主人公が強すぎるあまり見応えを感じません。
今回はヒーローになる前の話なので、アクションよりも物語重視なような気がして少しもったえなかったです。
見どころ
新たなヴィン・ディーゼルを見ることができます。
最初白いタンクトップを着ているのを見ると、どうしても「ワイルドスピード」シリーズの彼を思い出してしまいましたが、だんだんそれも消えていきます。
そして蘇ったヒーローとしてのヴィン・ディーゼルの演技を楽しむことができました。
最新テクノロジーで蘇っているので、敵にやられても血も出ません。
それどころか何度やられても元の姿に戻ります。
今までのどの作品よりも強いヴィン・ディーゼルが「ブラッドショット」の中にいます。
まとめ
何度も書いていますが、これはあくまでヒーローになる前の物語です。
蘇った男レイが自分の運命を受け入れるところまでしか描かれません。
この先、最強の肉体を持ったヒーローとして活躍するのでしょうか?
続編が作られるのかどうか気になる作品でした。