【 Netflix 】「 Work It ~輝けわたし!~ 」考察レビュー
映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム(@テオ)さんからの投稿レビューです。
今作は、よこしまな思いからダンスを始めるが、次第にのめり込んでいく女の子をキュートに描いた作品。
心躍るダンスシーンの連続で、何度も見返したくなるような今作の魅力を記していきたいと思います。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
Work It ~輝けわたし!~
公開日
2020年8月7日
原題
Work It
上映時間
93分
キャスト
- ローラ・テルーゾ(監督)
- サブリナ・カーペンター
- ライザ・コーシー
- ジョーダン・フィッシャー
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
感想レビュー
好きだった点
登場人物が魅力的です。
主人公クインは、デューク大学に入学するために、優等生になろうと社会活動などを積極的に参加します。
しかし、大学面接でそんな子は多くいるとバッサリ切り捨てられしまう。
そこから、自分の強みを作るために、ダンスチームを結成。
最初の頃は、自分のために周りの人間を利用する「 嫌な女 」なのですが、やがてダンスにハマることで人間としての成長が描かれていく。
クインを演じるサブリナ・カーペンターがとにかくキュートなので、どこか憎めないキャラになっています。
練習したての彼女が躍るシーンで、とにかく下手でバカにされてもめげません。
不器用な演技もいいですが、本当の意味でダンスを好きになっていく彼女の笑顔がたまらなく好きでした。
相手役のジョーダン・フィッシャーは、本物のアーティストということもあり、ダンスのキレはやはり段違い。
彼の色気が凄く、クインが彼に惹かれていく展開は大いに納得しました。
クインを支えるジャスは、自分の将来を棒に振ってでもクインに付いていこうとする故に、後半のクインの裏切りに誰よりも怒ります。
それでも、彼女はクインを許し共に大会に臨みます。
彼女たちの友情の強さを描いた良き展開でした。
その他のチームメイトも、キャラはあまり掘り下げられませんでしたが、一度見たら忘れられないような個性の強いキャラでした。
続編があるとしたら、彼らをさらに掘り下げて欲しいですね。
嫌いだった点
老人ホームでダンスを披露したときに、持病持ちの老人が死んでしまうというギャグシーンがあります。
ここが微妙に不謹慎といいますか、作品の中で浮いていて、不要なシーンではと思ってしまいました。
見どころ
音楽を聴いているとき、ふと気づいたら身体を揺らしている経験ってありませんか?
それってもうダンスなんですよね。
上手とか下手とかじゃなくて、踊りたいって思えれば踊る!
そんな人間の根源的な部分をポップに描いています。
ダンスパフォーマンスのクオリティはもちろん見応えがありますが、今作最大の魅力は、踊っている時に思わず漏れてしまうキャラクターたちの笑顔です。
全キャラクターの笑顔とダンスで締めるという、どこまでもダンスでハッピーを作ることをモットーにしていますね。
考察・疑問点
主人公たちダンスチーム「 TBD 」は、最後の大会で違反しながら優勝しています。
それは主人公自身もつっこんでいて、この後に優勝取り消しになるのでは?
なんて想像してしまいます。
でも、そんなことは非常に些細なことなので大丈夫かと思います。
彼女たちのラストパフォーマンスが良かったので結果オーライです。
まとめ
テンポがとてもよくポップな仕上がりの作品です。
何よりキャラが魅力的で、彼女たちにまた会いたくなりますね。
ダンスが好きな人全てに見てほしい爽やかなミュージカル映画でした。
できれば、この後の大学を舞台にした続編も作っていただきたい!