


ウェンズデー (第8話) 闇の中の殺意


あらすじ
公開日
2022年11月23日
原題
Wednesday
上映時間
59分
キャスト
- ティム・バートン(監督)
- ジェナ・オルテガ
- グウェンドリン・クリスティー
- リキ・リンドホーム


予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー


ハイドの本当の正体を知ってしまったウェンズデー。
その夜、驚愕から逃げてしまったウェンズデーはタイラーを呼び出す。
集めた資料から、母モーティシアと同期だったタイラーの母はハイドと判明。
診療録も父である保安官が保管し、認識していることも明らかになった。
タイラー拘束を手伝ったベラドンナ・クラブのメンバー。
しかし、タイラーのハイド変身を誘発する為の拷問は認められず解散。
彼等は校長に直訴する。
校長は直ぐ保安官に通報しウェンズデーは確保され、タイラーは保護される。
タイラーが被害届を出さなかったことで、ウェンズデーは逮捕されなかった。
保安官に対し「 事実を認識しているはず 」と詰め寄るウェンズデーだが、静止する校長。
署から帰るウェンズデーに話しかけるタイラーは本性を見せつけてくる。
ハイドの行為は自覚しての凶行だったと。
その表情は狂気に満ちている。
校長はウェンズデーに退学を勧告し、翌日に退校を命じる。
校長に真相の全てを話す。
しかし、ウェンズデーの相談もなく暴走し、学園存続の危機を招いたと一蹴されて為すすべなし。
ウェンズデーは、密かに拘留されているゼイヴィアの元に訪れ、自身の誤解を認め協力を申し出るが、全否定され罵倒されてしまう。
退校の荷物を纏めるウェンズデー。
イーニッドは寂しさを隠せない。
当初とは違い、表現は異なるが、お互いの思いは通じてると瞳を潤ませる。
その時、ユージーンの意識が戻ったと連絡が入る。
校長の付き添いで駅に向かう途中ユージーンの元へ立寄る。
ユージーンはハイドに襲われた時に、爪を見つけた洞窟を放火した人物が「 赤いブーツ 」を履いていたと語った。
本当の解放者が判明した。
ウェンズデーは確証を得たと、真犯人の元にタイラーと共に現れる。
しかし、ハイドは解放者に逆らえない。
そして、また1人が殺されてしまう。
ウェンズデーも拉致される。
解放者の真なる目的は先祖ジョセフ・クラックストーンの復活。
その為にはグッディー・ダムスの子孫の「 血 」が必要だった。
ハイドに襲われた者の身体の一部は、復活の儀式に必要な供物だった。
目覚めてウェンズデーを仲間と思うユージーン。
恋愛モード全開のイーニッドには、運命のブラッド・ムーンが待っている。
搬送されるゼイヴィアの行方は。
蘇ったジョセフ・クラックストーンは、ネヴァーモア学園を強襲する。
ことの始まりの予言「 絵の惨劇 」は起こるのか?
ウェンズデーは止められるのか?
まとめ
学年末を迎え、ネヴァーモア学園はしばしの休息に入る。
彼女のタイプライターは「 THE END?」と打たれ止まった。
しばしの休息と別れは、短期間に起こった衝撃の出来事に対した、自身の未熟さや意固地な自尊心が弱さだったことを反芻すのだろう。
しかしそれは苦しみや苦さではなく、目元が下がり、口許が上がる甘く温かい気持ちなのかもしれない。
「 未解決の謎は、いい苦痛ね 」