今回は、ペンネーム(@LEDMAXI)さんからの投稿レビューです。
- MCUフェイズ4の導入か?
- 40代半ば以降なら懐かしく、その前世代ならば斬新
- MCUフェイズ3以降の彼らは幸福なのか?
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
ワンダヴィジョン

配信日スケジュール
- 2021年1月15日(第1話)
- 2021年1月15日(第2話)
- 2021年1月22日(第3話)
- 2021年1月29日(第4話)
- 2021年2月5日 (第5話)
- 2021年2月12日(第6話)
- 2021年2月19日(第7話)
- 2021年2月26日(第8話)
- 2021年3月5日 (第9話)
▶︎ MCUフェイズ4(関連記事)
原題
WandaVision
予告編
公式サイト
ワンダヴィジョン 第1話
上映時間
27分
キャスト
- マット・シャクマン(監督)
- エリザベス・オルセン
- ポール・ベタニー
- ランドール・パーク
- キャスリン・ハーン
作品評価
[rate title=”5つ星”]
[value 4]映像[/value]
[value 4]脚本[/value]
[value 3]キャスト[/value]
[value 3]音楽(BGM)[/value]
[value 4]リピート度[/value]
[value 1]グロ度[/value]
[value 4 end]総合評価[/value]
[/rate]
感想レビュー

「 シットコム・コメディ」 をご存知でしょうか?
ドラマの展開毎に、舞台のように観客の笑い声や歓声が挿入される演出手法を言います。
往年のアメリカドラマはこのような手法が多く、特に今作では往年の人気ドラマ「 奥様は魔女 」をリスペクト模倣したようなドラマに仕上がっている。
今回は吹替え鑑賞でのレビューで鑑賞。
少しワザとらしさを誇張してる演出を懐かしく鑑賞していますが。(吹替演出は当時のよう)
これが字幕で演者の声になると異なる事象に気付くと思っています。
好きだった点
オープニングとも言える「 MARVEL STUDIOS 」が流れることで「 MCU 」の続編だと伝わる。
今作品は決してメインストリームのスピンオフではない。
MCU劇場シリーズでは誰よりも生真面目で苦悩…。
人間本来の多岐にわたる人生が欠落したワンダとヴィジョンの2人が…。
1人が思い描く「 男女の普通の家庭と人生 」を思い描く。
嫌いだった点
ワザとらしさが慣れるまでキツイ。
次に繋がる「 何か 」を探してしまう。
考察レビュー

スターク・インダストリー製品
今回、CMとしてオーブントースターが劇中に登場した。
このオーブントースターは「 スターク・インダストリー製 」だった。
今後もスターク社の家電製品からミサイルまでの広告が見られるのか?
またハンク・ピムの製品か?
ウォークマンなのか?
また大人の事情ではないけれど。
WD社への忖度か?
どうしてもWD社の原点の世界観、ワンダ&ヴィジョンはミッキー&ミニーのコメディにも見えてくる。
ワンダヴィジョン 第2話

上映時間
34分
キャスト
- マット・シャクマン(監督)
- エリザベス・オルセン
- ポール・ベタニー
- ランドール・パーク
- キャスリン・ハーン
作品評価
[rate title=”5つ星”]
[value 4]映像[/value]
[value 4]脚本[/value]
[value 3]キャスト[/value]
[value 3]音楽(BGM)[/value]
[value 4]リピート度[/value]
[value 1]グロ度[/value]
[value 4 end]総合評価[/value]
[/rate]
感想レビュー

生真面目ヴィジョンの元になるジャービス時代の皮肉めいたツボが弾け出す。
生真面目さも180度回ってしまえばオモシロ要素。
そんな風に人と街に馴染んでいく2人の微笑ましいホームコメディーってことにしておこうか。
オープニングは毎回変わるのだろうか?
今回のレトロ感たっぷりなアニメと主題歌の雰囲気もよき。
好きだった点
前回、ドラマ内CMについて言及したけれど、今回のCMでスイス製高級腕時計が紹介される。
時計の名称は“Striicker(ストラッカー)そうHYDRA製。
この高級腕時計が市民の富裕層の腕に…。
嫌いだった点
能力をマジックに無理矢理切替えて、誤魔化すところは笑いを誘う。
が… やはりわざとらしさ(素人コメディーぽさ)に冷ややかになってしまう。
でも慣れてくるとツボかも?
考察レビュー

第1話と第2話のモノクロ描写
黒澤明「 天国と地獄 」のように。
F・F・コッポラ「 ランブルフィッシュ 」の如くポイントとなるシーンの一部をカラー表現する手法が、
MCUフェイズ3までの出来事から今後の物語、フェイズ4に対して深読みしたくなるマニア心をくすぐる。
特に「 赤(スカーレット)」が象徴的に使用されているように感じ取れる。
今後はカラー展開していきそうなので、反対にどんな演出になるのか楽しみです。
自治会長スピーチの締め台詞「 子供たちのために 」を唱和する民衆シーンは「 ハイル!ヒドラ 」に繋がる洗脳戦略が既に始動しているのだろうか?
この経緯は今後の展開に期待しよう。
ラジオから呼びかける「 声 」と、この2話でもラストに映る本来の時代らしき設備について。
ワンダヴィジョン 第3話

上映時間
30分
キャスト
- マット・シャクマン(監督)
- エリザベス・オルセン
- ポール・ベタニー
- ランドール・パーク
- キャスリン・ハーン
作品評価
[rate title=”5つ星”]
[value 4]映像[/value]
[value 4]脚本[/value]
[value 3]キャスト[/value]
[value 3]音楽(BGM)[/value]
[value 4]リピート度[/value]
[value 1]グロ度[/value]
[value 4 end]総合評価[/value]
[/rate]
感想レビュー

好きだった点
毎回オープニングは変るようですね。
このオープニングは「 シットコム・コメディ」 たる幸福感の入口なのかもしれない。
嫌いだった点
まだまだ「 なぜ?」となる謎の積み重ねが繰り返される。
ワクワク楽しいけどジリジリしてしまう。
考察レビュー

ドラマ内CMは全てのストレスを水で洗い流し、自分だけの世界に浸れるLUXURY BATH POWDER MADE IN USA。
「 Hydra Soak 」女神の入浴剤。
HYDRAはどこまで深く人々の生活に入り込んでいるのだろうか?
原作でワンダが産んだ双子の名前はトーマスとウィリアム。
第3話ではトニーとボビーとなっている。
この意味は果たして。
少しずつこの世界の歪な平穏に潜む不穏が表面化していく。
Drの「 このちっぽけな町から逃げ出すなんて無理なんだよ 」という諦めの表情。
ジェラルディの本来この世界の住人が知るはずのない言葉は、ワンダの逆鱗に放逐される。
放逐された世界の色彩はリアル。
この世界は無理矢理な色彩。
放逐先の画面サイズは、ビスタからスクリーンワイド(レターボックス)に。
エンドロールに流れるザ・モンキーズの「 Daydream Believer 」が意味深。
Disney+のマーベルコーナーにある「 マーベル・スタジオ 知られざる秘密 」は、復習にもなるので是非鑑賞を!
現在「 ワンダ 」「 ヴィジョン 」があります。
まとめ

今作はMCUフェイズ4への伏線となるのか?
動向に注目したい。
MCUフェイズ4は、今後も多くの作品が公開されていきます。
本数自体が膨大にあるので、引きこもり時期に全てのMCUシリーズを制覇してみてはいかがでしょうか?