
警官殺し(コップキラー)の汚点、消えない罪を背負った主人公とその妹。
家族とは何かを考えさせられる作品です。
プロデュースと主演を、「 スピード 」のサンドラ・ブロックが務めています。
TVシリーズの映画版でもあるようです。
現代アメリカの一部を、垣間見ることができる作品だと思います。
画像の引用元:IMdb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
消えない罪


公開日
2021年11月26日
原題
The Unforgivable
上映時間
114分
キャスト
- ノラ・フィングシャイト(監督)
- サンドラ・ブロック
- ビンセント・ドノフリオ
- ビオラ・デイビス
- ジョン・バーンサル
- リチャード・トーマス
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー


どの国でもそうかもしれませんが、特にアメリカでは、警官殺しは重大な犯罪のように見受けられます。
警官を殺した主人公には妹がおり、接見を止められていますが、唯一の家族のため、主人公は妹に一目だけでも会いたいと願っています。
殺された警官の家族も登場し、(こちらは男兄弟2人です。)
主人公のルースの模範囚としての仮釈放に怒りを覚えています。
出所後のルースは、水産加工の工場で働きますが、自分の得意分野である大工(カーペンター)としての仕事も自力で見つけます。
アメリカの社会的風土を表しているのかもしれません。
ルースはインターネットで妹の情報を探したり、昔住んでいた家を訪れ、妹との接点をなんとか探ります。
けれども、嘘つきとか警官殺しとかいうバッシングを受け、犯罪者であるという、「 消えない罪 」により、妹探しの面だけではなく、職場でも問題が起こります。
これは、普遍的なテーマかもしれません。
印象に残ったシーンと理由
警官を殺した場面です。
どんでん返し的な要素といえば、だいたい想像がつくでしょうが、衝撃的でした。
まとめ


模範囚として、仮出所し、仕事も見つかり、新たなる人生がこれからというときに、横から邪魔をしてくる輩が出てくるという、ありきたりかもしれないストーリー。
心に訴えるものがあります。
観る人によって、そのポイントは違うと思いますが、僕は水産加工の工場での、警官殺しということが周りの人にバレた時に起こった不協和音でした。
皆さんも、是非とも自分に何か訴えてくるポイントを見つけてください。