こんにちは、Johnです。
映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム(@LEDMAXI)さんからの投稿レビューです。
- クラブDJの皿回しは「 とんかつ 」だZe
- 難しいことなんて気にしないZe! ってか「 単純 」
- マジ!美味しい“ とんかつ ”を食べたくなるZe!
とんかつDJアゲ太郎

公開日
2020年10月30日
上映時間
100分
キャスト
- 二宮健(監督/脚本)
- 北村匠海
- 山本舞香
- 伊藤健太郎
- 加藤諒
- 栗原類
- 前原滉
- 香航大
- 池間夏海
- 片岡礼子
- ブラザー・トム
- 伊勢谷友介
予告編
公式サイト
作品評価
[rate title=”5つ星”]
[value 2.5]映像[/value]
[value 2.5]脚本[/value]
[value 2.5]キャスト[/value]
[value 4.5]音楽(BGM)[/value]
[value 2]リピート度[/value]
[value 0]グロ度[/value]
[value 3 end]総合評価[/value]
[/rate]
感想レビュー

好きだった点
答えるなら…2点
本当に美味しい街場のこぢんまりした「 とんかつ屋 」の雰囲気・調理風景が良く、僕の中でも大好きな「 とんかつ屋 」に行きたくなる。
劇中でも円山旅館の2代目社長が「 しぶかつ 2代目店主(親父)にアゲ太郎(しぶかつ三代目)の漬けた漬け物 」を褒める。
この「 とんかつ=漬け物 」は「 とんかつ屋 」の真なる実力を現していると僕は思ってる。
DJと言うよりも、今作はバブル期以降のクラブシーン時代的隆盛を起承転結で描いていると感じられる。
特にレトロとフューチャーを融合させたDJシーンの展開は面白い。
レトロだけならダサイしフューチャーだけなら昨今のパリピ向けに偏りすぎるからね。
嫌いだった点
答えるなら…2点
やはりテレビ局手動の邦画は浅い。
特にF局は派手派手しい在りし日の華やかなりし日本(TOKYO)回帰を求めすぎる作品多し。
要するに業界TOPだった自社復活啓蒙。
日局も映画よりもオンデマンド誘導が激しくて…
日常生活ダメ役者が集まっちゃったね(泣)
伊藤健太郎=公開日の前日にやっちゃったね、日頃からヤンチャで有名だったけど。
伊勢谷友介=やっちゃったね。劇中でDJだけで食えず衣食住に追われる様は現在の姿?
ブラザー・トム=ボランティア不倫って、やっちゃったね。
山本舞香=性格悪いと言われて、一般からの好き嫌いが極端だね。
でも僕は好き。
見どころ
クラブ経験が薄いと…
ズンズンドンズンズンズクズンズンって響きの中でYo!Yo!ヒウィゴォォ!!君カワウィィィィネェ~的な?
世代によっては「 ジュリアナ!ト~キ~オ~!! 」なavexジョン・ロビンソン的な?
DJ・KOO的に思うかもだけど、思ってた以上にクラブの本質と歴史と在り様。
とんかつ屋の在り様の本質に迫っている。
また「 Z世代 」と言われる若者の未来への希望も!
考察・疑問点
クラブカルチャーって欧米と比較すると日本のシーンは日本人の宗教観念と同じ。
地域性とか時代性とか流行とかの差違はあるけど、日本人ってそういったカルチャーの歴史や伝統をスルーして闇鍋的になんでも受容れるんだよね。
それに、現在のグルメブームのステレオタイプで「 とんかつ 」も使用する豚肉のブランドや質をアピールするけど手仕事たる「 とんかつ 」は肉質の問題で語るだけのジョブではない。
クラブDJを語るにあたって、
先ずはアメリカとヨーロッパのクラブカルチャーの違いを日本的にザックりと。
アメリカのクラブシーンの傾向は、日本の「 ディスコ 」的な華やかなポップミュージックを中心にで軽やかに展開している
イメージするなら「 サタデー・ナイト・
そして、ヨーロッパの方が過去から現
アメリカで生まれたJAZZが「 クール 」「 クラブ 」「 アッシド 」等々に変化し独特のリズムビートを生み出してきた。
本作のレトロ的なDJの要素は、「 さらば青春の光 」を見ると、60年代後期のモッズ・カルチャーと共にドラッグと音楽とファッションと社会的鬱憤を抱えた若者の溜まり場だと分かるだろう。
まとめ

クラブDJも「 とんかつ 」も何もかも人生は1人の職人としての矜持である。
その人生は美味しいんだよ!