映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム@流理英さんからの投稿レビューです。
新型コロナウイルスを扱ったフランス映画。
コロナ禍を描いた映画は初めて鑑賞。
真面目なのか、笑ってもいいのか、困る内容の作品でした。
最後は涙します。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
ヒューマニティ通り8番地

公開日
2021年10月20日
原題
Stuck Together
上映時間
126分
キャスト
- ダニー・ブーン(監督)
- フランソワ・ダミアン
- ロランス・アルネ
- イヴァン・アタル
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
感想レビュー

新型コロナウイルスによる、ロックダウン下のフランスはパリが舞台。
とある、アパルトマンの住人たちの新しい生活様式を描いている。
シリアスなのか、コメディなのか。
真面目に見ないといけないのか、笑ってしまっていいのか。
とても難しい題材を扱った映画だと思いました。
印象に残ったシーン
アパルトマンの中庭で住人たちがパーティをする場面が印象的でした。
そこで、最後のシーンに繋がる場面では涙が出ました。
もう1つは、謎の住人が出てくるところ。
夜になると、こっそりアパルトマンを出ていき、朝になると帰ってきます。
正体が明らかになる場面では、邪推した愚かさに自分を責めたくなります。
それから、アパルトマンの住人に妊婦が登場しますが、その役割と最後の場面の対比が印象的でした。
まとめ

パスツール出身のマッドサイエンティスト風の医者の役割が、大変面白かったです。
ラットやモルモットを被検体にワクチンを作ろうとしていますが、なかなか上手くいきません。
最後には、自分を被検体にするのですが、その結果は見てのお楽しみに。
それ以外にも、消毒や検温、フェイスシールドをして買い物に行く主夫の潔癖症にも笑いが止まりませんでした。
新型コロナウイルスを扱った映画で、笑うのは大変不謹慎かもしれませんが、これを乗り越えていかないと、新しい生活様式には適応できないと思いました。
人間味溢れる、良い映画だと思います。