宇宙空間での、究極の選択。
人の命の重さ。
鑑賞後、いろいろと考えさせられました。
目次
密航者


公開日
2021年4月22日
原題
Stowaway
上映時間
116分
キャスト
- ジョー・ペナ(監督)
- アナ・ケンドリック
- ダニエル・デイ・キム
- トニ・コレット
- シャミアー・アンダーソン
予告編
公式サイト
作品評価
5つ星
映像
(3.5)
脚本
(2.5)
キャスト
(3.0)
音楽(BGM)
(3.0)
リピート度
(2.5)
グロ度
(1.0)
総合評価
(3.0)
密航者(感想レビュー)


好きだった点
ストーリーがシンプル。
火星に向かうMTSで予想外のもう1人の人物が現れ、宇宙船の酸素が足りなくなる究極の選択を迫られる。
重要なのは、人の命か、火星へと向かうミッションか?
嫌いだった点
黒人が密航者だった点。
その黒人に自死を促すのもアジア系アメリカ人だった。
勇敢なのは、白人女性だった。
見どころ
結果的に、火星まで無事に酸素が足りるのかどうか、観ていてハラハラドキドキさせられた。
太陽光パネルの先に酸素があり、そこまで取りに行くところは、非常に観ていて応援したくなりました。
考察レビュー
この映画のテーマは、人の命の重さか使命の大切さか、どちらが重要か、というところでしょう。
「 ゼロ・グラビティ 」では、スペースデブリにより、宇宙空間をさまよいますが、今作は太陽嵐に酸素補給の邪魔をされます。
アジア系アメリカ人が、植物のCO2吸収率を実験していますが、それも失敗に終わる。
密航者の黒人に自死を迫るのは、エリートと社会的弱者の関係性を描いているようでした。
ラストシーンの描き方が少し分かりにくく、どういう終わり方なのか分からなかったです。
もう少し、ハッキリと結末を描けなかったのか?
疑問が残ります。
まとめ


主人公は女性医師だったのか、最後の酸素を取りに行く場面で分かったような気がしました。
「 ゼロ・グラビティ 」を見たときは、面白くない映画だなと思いましたが、今作は宇宙ものの映画の限界を見てしまったような気がしました。
また、別の宇宙ものの映画に期待したいです。