映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム@サラダからの投稿レビューです。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
凍った運河をスケートで移動する人々がいるロシアの都市で、巧みに盗みを働く少年と貴族の娘が恋に落ちる話。
観賞後は「 まるでディズニー映画のような世界 」と思いました。
現実的でありながらもロマンチックな作品。
シルバー・スケート

公開日
2021年6月16日
原題
Silver Skates
上映時間
137分
キャスト
- ミハイル・ロクシン(監督)
- ヒョードル・フェドートフ
- ソーニャ・プリス
- ユーリー・ボリソフ
- キリル・ザイツェフ
- アレクセイ・グシュコフ
予告編
なし
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
感想レビュー

プレビュー映像とあらすじを読んで興味をもった。
期待以上に面白くて見応えのある作品でした。
一般市民の中でも貧しい主人公の少年と上流階級の娘とのロマンスは、お決まりと言えばそうかもしれません。
その王道なストーリーの中にはいろいろな展開や味が加わっていて、とにかく個人的に大好きな作品の1つになりました。
今作でポイントとなる要素は、ロシアが舞台であるため、スケートで移動する文化があるということ。
配達人や警備、一般市民などもスケートシューズを履いて颯爽と街を移動します。
主人公はケーキを届ける仕事をして暮らしていて普通の人よりもスケートがうまかったので、ある日窃盗集団にスカウトされます。
それから窃盗集団と「 盗むための滑り・手技 」を練習するのですが、フィギュアスケーターとはまた違う本当に自分の足の一部のような動きが見ものでした。
独特です。
一方で、貴族の娘は自分の夢を追いかけたかったのですが、親の言いなりで進路も結婚も決められそうになります。
そんなときに2人は出会い、恋に落ちるのです。
最初から最後までほとんど氷の上を滑っていたのですが、スケートをしているからなのか、ロマンチックな場面はより一層ロマンチックに映り、
反対に窃盗犯として警察から逃げているときは迫力が増して、やはりスケートシーンはストーリーの核となっていたように思います。
主人公には、病気の父がいたり窃盗集団との絆があったり、貴族の娘と駆け落ちしたりと色々な人との関わりがありますが、
ちょうどよくストーリーに組み込まれていて何ひとつ無駄な場面がありません。
まとめ

娘との関係が進みながらも、いつ悪事がバレるのかを心配しながら観ていたのでまったく飽きなかったです。
最後の終わり方も伏線を回収していた辺りが、おお~!と思わず心の中で感心してしまいました。
正直、Netflix限定の作品であっていいのかな?と思ってしまいました。
それぐらいここ最近では気に入った作品でした。
ディズニー映画のような、ハラハラドキドキのラブロマンスを見たい人(特に大人の方)にはオススメです。