映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム(@ユザワ屋)さんからの投稿レビューです。
音を出したら殺される。
耳が聞こえない主人公とその一家が、謎の生物から必死で逃れる「 サイレンス 闇のハンター 」
思わず自分も無音にして作品に没頭してしまいました。
ザ・サイレンス 闇のハンター

公開日
2019年4月10日
原題
The Silence
上映時間
90分
キャスト
- ジョン・R・レオネッティ(監督)
- キーナン・シプカ
- スタンリー・トゥッチ
- ミランダ・オットー
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
感想レビュー

好きだった点
作品前半から最後まで、音を出してはいけないという状況が続いていたので、最後まで緊張感がありました。
冒頭は恋愛要素があるのかと思わせておいて、直ぐにそれどころではなくなった点が良かったです。
ありがちな恋愛シーンが途中で入ってしまうと、緊張感が切れてしまう気がして。
薄暗い家の中や夜など、全体的に暗いシーンが多かったのも音を出せないという設定はリアリティがあって良かったですね。
その割にグロさも控えめだったので、安心して最後まで見れました。
嫌いだった点
バッドエンドではなかったものの、ただ北の避難所に逃げ込んだだけという結末が少し物足りなく感じました。
飛行生物を人類が絶滅させるとか、カルト集団と倒すとか、もう少し分かりやすいオチが欲しかったのが本音。
後、もう少しジョン・コーベットの活躍が見たかったですね。
始まってすぐに飛行生物に襲われてしまったので。
見どころ
キーナン・シプカ一家とカルト集団の殺し合いは、飛行生物との対峙とまた違った緊張感がありました。
特に、カイル・ハリソン・ブライトコフがカルト集団のメンバーに竹槍を刺すシーンは良かったです。
考察・疑問点

飛行生物の正体は?
そもそも、この飛行生物が何だったのかが最後まで全く分かりませんでした。
飛行生物を倒すというシナリオではなかったけれど、もう少し素性が分かった方が作品に没頭できたかなと思います。
目が無いのは顔が映るので分かりますが、なぜそのような形態だったのかは謎のままです。
カルト集団がキーナン・シプカを狙った理由
カルト集団のリーダーは、街で手話をしているキーナン・シプカを見て目の色が変わりました。
恐らくは手話を教わりたかったんだと思いますが、あっけなく返り討ちになってしまったので真実は分からないまま。
男性は父親と子どもだけの一家を襲撃して返り討ちにされるのは、ちょっと情けないかなと思いました。
まとめ

途中、殺した人間に飛行生物が卵を産み付けていたのを発見するシーンがありました。
その卵がどうなったのか?
飛行生物は絶滅したのか?
今も謎のままです。