
今回は、ペンネーム@ryurieiさんからの投稿レビューです。
第二次世界大戦、ヨーロッパでのドイツ軍と連合軍の戦い。
スヘルデ川を巡る攻防が繰り広げられるが、勝利に価値はあるのだろうか。
全体的に見れば、勝利は大きいかもしれないが、そこに暮らす人々、軍人たちにとっては残酷な戦いだっただろう。
戦争で死んでいった者たちにも人生はあったのだから。
画像の引用元:IMdb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
目次
スヘルデの戦い


公開日
2020年
原題
De slag om de Schelde
上映時間
127分
キャスト
- マティス・バン・ヘイニンゲン・Jr.(監督)
- ヘイス・ブロム
- ジェイミー・フラタース
- スーザン・ラデル
- テオ・バークレム=ビッグス
予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー


冒頭、ドイツ軍の車に投げられた石が運転手に命中し、運転手が意識を失い事故を起こすシーン。
全ては、ここから始まります。
物語の舞台は、ドイツ軍の占領下に置かれたオランダ。
連合軍によって解放される日は近いと信じる人々。
しかし、なかなか事態はうまくいかない。
戦時下で暮らす人々や、ドイツ軍の兵士、連合軍の兵士など様々な人たちの生き様が描かれ、1つの物語として最後にまとまっていく。
最初はバラバラだった登場人物が、伏線を回収していくかのように繋がった話として終わるのは見事だと思いました。
まとめ


戦争の虚しさ、悲惨さ、悲しみや、家族愛、友情などを描いた作品でした。
同じ過ちを繰り返しては絶対にいけません。
心に余裕のある時に観てください。