映画ライフ楽しんでますか? 今回は、ペンネーム@yayaさんからの投稿レビューです。
劇団「 おぼんろ 」第19回公演。
夢の中を旅する不思議な7日間の物語。
この時代を生きている全員に見て欲しい。
「 孤独を感じて苦しかったとしても、これから起こりうる全ての楽しいことを想像して希望を持って生きていくしかない 」
そんな応援メッセージが込められた舞台作品でした。
画像の引用元:公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
瓶詰めの海は寝室でリュズタンの夢をうたった

公開日
2021年11月12日
上映時間
152分
キャスト
- 末原拓馬(脚本・演出)
- さひがしジュンペイ
- 塩崎こうせい
- 末原拓馬
- 高橋倫平
- わかばやしめぐみ
予告編
公式サイト
作品評価
[rate title=”5つ星”]
[value 3]映像[/value]
[value 5]脚本[/value]
[value 4]キャスト[/value]
[value 3]音楽(BGM)[/value]
[value 3]リピート度[/value]
[value 0]グロ度[/value]
[value 3 end]総合評価[/value]
[/rate]
感想レビュー

今作のメインテーマは、「 明るい未来を信じ、想像する強さ 」だったかと。
48年という月日を棒に振り、ラストは就寝前に睡眠薬を大量摂取して自殺を試みる程の孤独に苦しんだ主人公。
主人公は「 孤独のきっかけ 」となった「 ある少年 」と共に夢の世界に迷い込むことで、これまで苦しみ続けた「 孤独 」の原因を解明し、眠りから覚めます。
主人公は夢の中で「 ある少年 」と3人の若者と共に、楽しい未来を想像し、語り合うことで生きる希望を見つけた。
まさに、今この世界で起きている事象と同じなのではないでしょうか?
本来ならば、失わなかったであろう人や生活を失い、寂しさや苦しさに直面する主人公。
それでも生き抜くために、これから待っている明るい未来を想像するしかない。
「 ある少年 」が言う「 海を盗んできた 」という冒頭のセリフから、「 想像力 」が試されていたのではないでしょうか。
まとめ
「 生と死 」の境でストーリーが展開されてはいるものの、クスッと笑えるシーンがあったり、衣装含め舞台全体がカラフルだったり。
不思議と心が温かく、ポジティブになる作品でした。