
イタリア映画「 おとなの事情 」のリメイク。
世界各国でリメイクされているとネットで知りました。
喜劇のようで悲劇でもある、この作品が世界中でリメイクされる理由は見れば分かります。
スマホのやり取りをオープンにする禁断のゲームが月食とともに開かれます。
最初は面白い映画かな、と思いましたが見終わると深い映画だと思いました。
画像の引用元:IMdb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
親愛なる7人の他人


公開日
2022年1月20日
原題
Perfect Strangers
上映時間
99分
キャスト
- ウィッサム・スメイラ(監督)
- モナ・ザキ
- ナディーン・ラバキー
- イヤド・ナサール
予告編
なし
公式サイト
親愛なる7人の他人
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー
月食を見ようと、7人の男女が一つの家に集まった。
誰が言い出したのか、スマホのやり取りをオープンにしようというゲームが始まります。
秘密を知られたくないという理由でスマホを交換することで、思わぬ事態が起こります。
ある男性がゲイであることが発覚し、そのことを巡って一悶着が起こります。
LGBTについて扱っていますが、やはり現実としては否定的な意見があるということなのでしょう。
それの描き方が少し悲劇的で、個人的には残念な気がしました。
不倫関係があることも発覚しますが、あまりインパクトはありませんでした。
クローズドサークルのミステリーと言えなくもありません。
殺人事件は起こりませんが。
印象的なシーン
スマホアプリで時間が来ると体操をしないといけない、と課題を課している人物が思わぬ場面で体操をするシーンです。
そこでは、少し悲劇的な心情だったのが、クスリと喜劇的な笑いをもたらしてくれたので良かったです。
あとは不倫関係にあると思われる2人のメールのやりとりも印象的でした。
まさか、そんな近くで不倫関係にあるとはと思いました。
まとめ


スマホのプライバシーを扱った、いかにも現代的なストーリーですが、「 親愛なる7人の他人 」の隠された関係や、ゲイに対する偏見など色々と考えさせられました。
世界各国でリメイクされているものを可能な限り見てみたいと思いました。
とりあえずオリジナルのイタリア映画と、日本版と韓国版はおさえたいです。