
若きソンジャとコ・ハンスの恋の行方は?
土地の買収に苦戦するソロモンの取引の結果は?
歳月とともに、老いたソンジャの望郷の念が深まります。


Pachinko パチンコ(第3話)


あらすじ
公開日
2022年3月25日
原題
PACHINKO
上映時間
56分
キャスト
- コゴナダ(監督)
- ユン・ヨジョン
- イ・ミンホ
- キム・ミンハ
- ジン・ハ
- パク・ソヒ(Soji Arai)
- チョン・インジ
- 南果歩
- アンナ・サワイ
- ジミ・シンプソン
- ノ・サンヒョン


















予告編
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
考察レビュー
1989年、東京。
ある在日コリアンのハンメ(老女)の土地を買収したいソロモンは、10億円の価格を提示しても断られてしまいます。
途方に暮れた彼は、祖母(ソンジャ)に同行を求めて、再度、訪問します。
今話の見所は、ハンメと食事を囲みながらのシーン。
ハンメは、昔は貧しくて行けなかった、小学校に通い直して卒業証書をもらったことを嬉しそうに話します。
筆者の、ウェハンメ(外祖母)も同じく老年に学校へ通いました。
済州島から日本へ渡って来て、苦労の中を生き抜いた姿が重なりました。
ソンジャは、ハンメのお米を一口食べて涙を流します。
故郷のお米の味に、母のことや、嫁いだ日のことを思い出したのでした。
「 私たちが育てたお米は全て(日本に)奪われた 」
老ソンジャを演じるユン・ヨジョンの表情と仕草は必見。
在米コリアンの移民生活を描いた「 ミナリ(2021)」では、主人公の祖母役でアカデミー助演女優賞を獲得しました。
一方、過去のソンジャは、身ごもったことをハンスに知らせます。
しかし、彼は身勝手な事実を突きつけ、ロマンスに終わりを告げるのでした。
そこへ神の導きのように現れた、平壌出身の牧師イサク。
瀕死の状態を救われたイサクは、ソンジャの受難を知り、思いがけない提案をするのでした。



