こんにちは、Johnです。
映画ライフ楽しんでますか?
数学一筋で人とのコミュニケーションが苦手な予備校講師(大野)と、知識ばかりで経験ゼロの教え子(香住)。
2人が織りなす「 普通 」を求めるラブコメディー。
画像の引用元:公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
まともじゃないのは君も一緒

公開日
2021年3月19日
上映時間
98分
キャスト
- 前田弘二(監督)
- 成田凌
- 清原果耶
予告編
公式サイト
作品評価
[rate title=”5つ星”]
[value 3]映像[/value]
[value 5]脚本[/value]
[value 4]キャスト[/value]
[value 3]音楽(BGM)[/value]
[value 5]リピート度[/value]
[value 0]グロ度[/value]
[value 5 end]総合評価[/value]
[/rate]
感想レビュー

好きだった点
会話のテンポが最高。
何度でも見れる。
感情の変化や、意識するポイントが非常に分かりやすく、もどかしくなるので見ていてムズムズすることもしばしば。
「 普通 」を求めるけど「 安定 」に走るのも嫌すぎる。
普通はそこで捨てる。
でも後々を考えてこのままにしておく。
ものすごく分かるけれど、実際それを目の当たりにすると相当気持ち悪いこと。
そんな関係はいつか終わる。
あれはきっと終わりを先延ばしにしただけだ。
そのリアルさを描き、主人公2人との線引きのような関係性がとても見事だった。
成田凌さんは本当にバイプレーヤーな役者さんだと思う。
あの大野のモニョモニョした口、奇妙な笑い方。
絶妙。
まともじゃない大野さんが好きになる。
この映画に原作がないっていうのが凄い。
嫌いだった点
今作における「 宮本さん 」というキャラは、絵に描いたような悪役ポジション。
98分の中で宮本さんが悪事を働くのは数分間でしかなく、彼の気持ち悪くしたたかな瞬間がもう少しあれば、憎めるような感じはした。
考察レビュー

全体的に「 普通 」「 まとも 」という言葉が多くん登場するが、何をもって普通とするのかは人それぞれ。
全部が普通なのはつまらない。
この映画を見る前と後だと、タイトルの捉え方が少し変わると思う。
今作を面白いと思える人はきっと、いい意味で普通じゃない。
大野さんが気になる。
予備校にいるとき、香住いる所しかほぼ描かれてないので、プライベートが謎。
めちゃくちゃ面白いルーティーンとかありそう。
どんな人生を送ってきたのか、純粋にとても気になる。
まとめ

会話もテンポも、なにより主演2人の空気感も素晴らしい。
重たい話でもないので、気が向いたときにフラッと見れる。
とても素敵な1本でした。