映画ライフ楽しんでますか?
今回は、ペンネーム@パラムさんからの投稿レビューです。
夏に見るにはピッタリの明るい青春ムービー。
彼氏に浮気されたインフルエンサーのニナが、失恋の傷を癒やすべく親友3人を引き連れて、カーニバルで盛り上がるサルバドールの旅へ繰り出します。
そこで彼女はSNSより大切なことに気づいて…。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
(アイキャッチ画像含む)
レッツ・カーニバル

公開日
2021年6月2日
原題
O Candidato Honesto
上映時間
94分
キャスト
- レアンドロ・ネリ(監督)
- ジョヴァナ・コルデイロ
- ジーケイ
- ブルーナ・イノセンシオ
- サミヤ・パスコット
- フラヴィア・パヴァネッリ
- ミカエル・ボルジェス
- ジャン・ペドロ
- ハファエル・メドラード
- ニコラス・アントゥーニス
- ステラ・ミランダ
予告編
なし
公式サイト
作品評価
- 映像
- 脚本
- キャスト
- 音楽
- リピート度
- グロ度
- 総合評価
感想レビュー

インフルエンサーという言葉は好きではありませんでしたが、これが仕事に繋がっているとしても、常に「 いいね 」の数とフォロワー数を気にして生活するのは残念だなと。
インフルエンサーに限らず、私たちは常に共感されたいという願望を持っています。
だから、SNSが生活の一部となっている今、これは仕方ないのかもしれませんが、主人公はある時から気づき始めるんですよね。
何を大切にしなきゃいけないかということに。
友情だけでなく恋愛の方も描いているのですが、ちょっと軽い描かれ方なので、そういうのが苦手な人は引くかもしれません。
開放的になってるからって誰にでもキスって節操ないだろ…ってな感じなので。
好きだった点
やっぱり友情っていいな。
改めてそう感じられる作品でした。
女同士の友情は面倒くさいこともあるけれど、やっぱり何かあった時に心強いし、何より一緒にバカできる仲間がいるというのは楽しい。
友情に賞味期限はないので、これからこの映画の主人公たちのように青春を送る人も、とうの昔に青春というものが過ぎ去ってしまったという人も。
大切な友だちが1人でもいれば楽しめると思います。
嫌いだった点
終始先の読める展開。
こういったことを見る側に伝えたいんだろうという意図は理解できますが、それが伝わりすぎると映画として魅力的ではなくなってしまいます。
ストーリーにちょっと詰め込み過ぎかなと感じる点も。
4人組の友情を描くならそれだけで最後まで突っ走ってほしかった。
途中でLGBTもぶっこんでくるのでどちらも中途半端になってしまったのが残念でした。
軽く触れる程度なら問題ありませんが、同性愛者であるフレディが恋人のために捧ぐ歌で本作はエンド…となるため、何の映画だったっけ?と。
まとめ

やっていない人はいないのでは?
と思うほど、みんなが夢中になっているSNS。
「 いいね 」の数やフォロワーに目がいき「 今を生きる 」ということを忘れてしまっている人が多いのも事実。
大切な人や出来事を携帯のフィルターを通して見るのもすてきですが、たまには心の目で見て残していきたいですね。