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DC映画「 ジョーカー 」は世界興業収入で10億ドルを突破し、ダークナイト超えを果たすという快挙を達成しました。
今までDC映画の最高傑作は、ダークナイトと言われていたのですが、今作が収益面でダークナイトをあっさりと超えてしまったことは注目に値するでしょう。
今作はアメリカン・コミックス映画史上、最も収益性の高い作品となりました。
画像の引用元:IMDb公式サイトより
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収益性が高い根拠
今作がアメコミ映画史上最も収益性の高い作品であるという理由は次のとおり。
- 他のヒーロー映画よりも製作費が低い
- 製作費が低いのに興行収入が圧倒的に高い
- マーケティング予算が少ない
一般的にアメコミ映画といえば、マーベルのMCU作品を挙げる人が多いです。
MCU作品「 エンドゲーム 」が世界歴代興業収入において、長年破れられることのなかった「 アバター 」の記録を抜き去ったのは記憶に新しいかと思います。
ところで、あなたはエンドゲームに費やされたマーケティング費用(=宣伝費)をご存知でしょうか?
200億円以上です。
エンドゲームの広報担当は、少なくとも200億円以上のお金を使って3000億円以上の売上を叩き出しています。
これは凄まじいことです。額が大きすぎて実感が沸かないと思いますが。
ジョーカー(製作費)
今作「 ジョーカー 」の製作費は、約7000万ドル前後と言われてまして、宣伝費用に費やされた金額は約1億2000万ドルです。
日本円に換算すると製作費自体は、約70億円前後であり、宣伝費は約130億円という計算となります。
ジョーカーの大ヒットは大誤算だった
今では大ヒットしてますけど、事前予想ではこれほどの大ヒットを予測できた人はいなかったのではないでしょうか。
ワーナー・ブラザーズは、ジョーカー製作費の20%前後を出資したと言われています。
更に、残りは他社のスタジオからの共同出資によるものです。
わかりやすく説明しますと、仮にワーナーがジョーカー製作費の全てを出資したとなれば、大ヒットにより利益を総取りできたと言えます。
全ての製作費を出資しなかった理由は、今作が大ヒットするか予想できなかったからですね。
ジョーカーが大コケするリスクを恐れたワーナーは、他者を頼って残りの製作費を出資させたというわけです。
収益性はインフィニティウォーに匹敵
MCU作品において最も収益性の高い作品は、エンドゲーム、インフィニティウォー、ブラック・パンサーの3つ。
インフィニティウォーの続編がエンドゲームです。
すでに世界興行収入において10億ドルを超えを達成した「 ジョーカー 」は、収益という点から見てブラック・パンサーを超えることは確実でしょう。
インフィニティウォーの製作費は日本円で300億円とも言われており、最終的な世界興業収入は約2200億円。
ジョーカーは1000億円を突破しており、このまま好調を維持した場合、更なる上乗せが期待されます。
「 ジョーカー 」の異常ぶりが理解できると思います。
まとめ

今回は、「 ジョーカー 」の収益性について触れてみました。
DC映画「 アクアマン 」「 ワンダーウーマン 」の利益を超える可能性は非常に高いと思います。
まあ、収益なんて見る側からすれば正直どうでもいいことなのですが。
収益と収益性も微秒に意味が違います。
そんなことどうでもいいですねはい。