日本アニメの実写版はなぜ駄作が多いのか?(映画ファン投票)

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映画ライフ楽しんでますか?

最近、ふと日本アニメの実写版はなぜ面白くないのか?

という疑問が浮かびましたので、フォロワーさんに聞いてみました。

多くのコメントがTwitter、Facebookから寄せられましたので、記事にまとめてみました。

サクッといきましょう。

▶︎ 過去の映画ファン投票(まとめ)

目次

日本アニメの実写版はなぜ駄作なのか?

SNSで投げかけた質問は次のとおり。

賛否両論あるかもしれませんが、これほどコメントする人が多いということは、それだけ関心があるということでしょう。

ツイッターの声

以降は、皆さんからのコメントを一挙に紹介していきます。

Facebookの声

1)想像と違うから?

2)予算額が少ない。芸能事務所や広告代理店が出演者で話題作りしたがる。原作人気に胡座をかいて、原作を超えようとするアグレッシブさがない。

3)原作と似合わない役者を使うから。原作と違うキャラやストーリーを変えてくるからかなあ。

4)のだめカンタービレは良かったと思う。ただ、コケる要因は、脚本がつまらない。無駄にアイドルが主役ディテールばかりにこだわり、ストーリーが置き去りなんじゃないかな。

5)以前テレビのインタビューで制作者サイドの人が話してたんだけど「 原作ファンをターゲットにしてない 」ことが1番の原因かも。

6)その時に推してるタレントさんを起用したり、キャラと掛け離れてるイメージのタレントさんだからかな。BLEACHは良かったがルキアはちがーうでした。

7)アニメ、若しくは原作があればマンガのクオリティが高いから。

空想の物、2D、ファンタジー。実写にする事を前提には作ってないから、減点はあっても加点は少ないと思うなあ。

日本が誇る「ジャパニメーション」は、どの国も真似できないでしょ? まあピクサーはそれはそれで素晴らしいけどね。

ドラゴンボール、ワンピース、NARUTO、ルパン三世、ポケモン。コスプレされる元は世界中いつだって日本のアニメだもんね。

8)グリーンランタン、海外版北斗の拳、ドラゴンボールの失敗を学んでないからです。

9)実写化する必要がないからです。

10)製作企画会社が先ず出版社や原作者から製作権利許諾を得てるケース。このケースだと作品の魅せるべきコンセンサスが作者や担当編集者達と取れていると思う。

しかし上記の争奪戦が凄絶か混沌としていると。後の委員会構成となる大企業からの「 銭 」次第になってくる。

巨大ビジネス。そこで権利を勝ち取ると出資者の見返りの保障に発展してくる。そうなると客を呼べる配役。

製作陣に強い意思が無ければ政治経済界への忖度もあり得る「 空母いぶき 」なんて良い例。

あとはマーケティングに金をかけたか、もともと適当に集めた結果をベースに美味しいところ取り。

近年、諸々の商業ベースでも一般論的な扱いやすい平均点感覚のマーケティング結果モノが蔓延している。

だから継続されない。そして、現場の作り手が対象作品に興味がない。熱中出来ない。

結果、その演出陣は彼等の仲間内撮影チームで中心人物寄りの何時もの撮影を行う。

役者も何時もの自分の演技をする。委員会の仰せのままに。だからつまらないだけだと思う。

テレビシリーズの「 のだめカンタービレ 」はやり過ぎ感もあるけど良かった。実際にドラマ観たことでコミック購入。

「 闇金ウシジマくん 」「 るろうに剣心 」 「 アルキメデスの大戦 」「 翔んで埼玉 」「 荒川アンダー・ザ・ブリッジ 」

「 デトロイト・メタル・シティ 」とか良かったと思う。

「 キャシャーン 」「 ヤッターマン 」「 ガッチャマン 」「 ルパン三世 」とかは敢えて挑んで賛否両論。

「 宇宙戦艦ヤマト 」は、正に駄目マーケティングの集大成に思える。

11)原作のストーリーを簡略化しすぎていると思います。えっ?何で?と思ってしまう。

12)ヤッターマンは、面白かった。別物として考えた方がいい。

13)意外と「 無限の住人 」はアリでした、個人的に。今、実写化しそうなのは「 ゴールデンカムイ 」とかありそうですね。

14)映画でってことですよね?2時間で収めようとするからだと思います。るろ剣は悪くないと思う。

15)アニメのクオリティが高過ぎて製作側の理解が浅い、そして原作ファンとの溝がでかすぎる。

16)サブキャラが映えねえ。二重の極み実写化はよ。

17)なんでもかんでもアニメを実写化するのはそれもどうかと思う。なんならリアリティーのあるアニメを実写化にすればいい。

18)原作への愛やリスペクトが希薄だからでは?

19)逆に最近実写化で成功していると思うのは「 ゆるキャン△ 」だと思います。

SFやファンタジーものでなく題材自体がキャンプという現実にあるもので変にオリジナル要素を入れなかった。

アニメ、実写版共に原作漫画を中心に再現を試みた結果が良かったのではないのでしょうか?

あと大垣千明を演じた田辺桃子さんは、あえてアニメは見なかったとのこと。

原作の雰囲気を大事にしたかったそうです。あの大垣千明の完成度は素晴らしかったですよ。

20)アニメ監督と実写監督が違うからだと思う。実写版のドラゴンボールを鳥山明が監督だったら面白かったかも。

21)作品によると思います。アニメは音楽とかで別の楽しみがありますからね。あとは見た人の刷り込み効果もあると思いますね。最初に見たものが良いと感じる。

実写は駄作が多いですが、原作を知らずに見た「 寄生獣 」「 銀魂 」「 BLEACH 」は悪くなかったです。

目立った意見

多くのコメントを1つずつ読んでリプしていく中で、特に目立った意見は次のとおり。

  1. 原作への愛が足りない
  2. ビジネス面を重視しすぎ
  3. 配役に問題あり
  4. 原作の世界観を重視していない
  5. オリジナリティを追求すべき
  6. 実写化ハードルが高い(アニメ版レベルが高い為)
  7. そもそも2時間の尺にするのは無理
  8. 予算が少なすぎる
  9. コスプレにしか見えない

まとめ

いかがでしたでしょうか?

多くの意見があっていいと思います。

実写版にも面白い作品があるので全てが駄作というわけではない。

るろうに剣心、アルキメデスの大戦なんかは大好きでした。

あとカイジも好きですよ。

原作に忠実であるべきか?

オリジナリティを追求すべきか?

僕はアニメも好きでよく見ますが、原作に忠実であるべき立場です。(ぶっちゃけ良作であればどっちでもOKですが)

せめて作り手側は、原作が好きな人に作って欲しいなと思います。

ビジネス面での事情もあるのかもしれませんが、安易にジャニーズなどのアイドルを起用するのは違和感ありますね。

客は呼べるかもしれませんよたしかに。

IT イット ジ・エンド THE END 」の試写会に行った時に、アンディ監督が話していたことを思い出しました。

アンディ監督は、スティーブン・キング原作のITを忠実に再現したと言っていました。(アニメ→実写版の話ではないけど)

もちろん彼自身もスティーブン・キング原作が大好きでして、原作者本人のスティーブン・キングもITの完成度にめちゃくちゃ喜んでいたそうです。

なので、原作に忠実であることは原作者や原作ファンにとってもwin-winになってみんなハッピー(駄作ではない限り)

ただ駄作を生み出してしまっては意味がない。

そもそも実写化する必要がない作品もあるのではという意見は印象に残りました。

とりあえず実写化するなら藤原竜也を出しとけYO!

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